義理義理チョコ | ワタヒネキミマス
ついさっき、近所に住む兄貴夫婦と甥が
急に訪問してきた。

少し早いがヴァレンタインチョコを
渡しにきたそうだ。

といっても、これはおこぼれというか、
同じマンションの下の階に住む
親(父)にあげるついでに、
毎年オレももらってるって寸法なのだ。

「わ~ざわざすいません!」

・・・なんとも言えない感じで
もらい受けるわけです。

今日は5歳の甥が張り合うためなのか何なのか
手にお菓子のチョコを持っていて・・・

「これなんていう名前だったかなぁ~!!」

距離を無視した大声で質問してきたんだけど、
その手には【マーブルチョコ】と
書かれた筒状のパッケージが握られていた。

まだ文字、ろくに読めないんだな。
頭をくしゃっと撫でて苦笑いをしてあげました。

「じゃ~ね~!イバイバ!」

だってさ。
大人なオレはもちろん・・・

「バイバ~イ」

イバイバに付き合わないの図。
少し癒された数分間でした。