刀剣乱舞で幕末を感じてきた話 | 談話室 『和太刀』 別室

刀剣乱舞で幕末を感じてきた話

「ミュージカル刀剣乱舞」の仕事で京都劇場に行ってまいりました。
既に何の心配もなくステージをこなしている「チーム三条」の関係ではなく、新しい刀剣男子である幕末男子チームの御披露目ステージのためでした。
この記事が出た時点ではもうサプライズ出陣が終了しているので言えることではありますが、彼らの振りも東京から極秘に稽古を進めて、ようやく御披露目の運びになったということでして、リハーサルをしていても少しホッとしました。



そして、長い付き合いになりました阿津賀
志山チームの皆様、まずは「お疲れ様でした!」。トライアルの時から皆さんと探りながら作ったものが、とりあえずではありますが、一つの到着点を迎えられて嬉しく思います(反面少し寂しいですが)。


因みに私(清水)が泊まりましたホテルは、あの壬生寺(みぶでら)の近く。
こんな商売やっておりますと、アッチの感のようなものがそれなりに鋭くなってきていて、ある場所を歩いていたら、急に鼻の中で「つーん」と血の香りのようなものが漂ったり、足が動かなくなったりと、これまでにも時々は経験していたことではありますが 、「やっぱキマシタネ」この感じ(笑) 。
私自身、これまでにも歴史的な題材を扱うものの振り付けをした時には、それなりに不可思議な体験を重ねてまいりました。
(例えば新撰組に関するものだったら和太刀の公演だけで5、6回扱っておりますが、今思いかえしても、その都度で様々な… ある種の啓司体験のようなものがありました)。
でもそうした体験って不思議と怖さはなく、むしろ味方としたら何だか歓迎してくれているのではないかみたいに考えております(笑)。

   


                                            清水