リアルコミュニティ崩壊が脳も人生も崩壊させる | 大学からJリーグ参入を目指す WASEDA UNITED社長のブログ

リアルコミュニティ崩壊が脳も人生も崩壊させる

クローズアップ現代“助けて”と言えない2 - ブログに広がる30代の共鳴  :すくらむ


「助けて」。
この言葉が言えず、孤独死した30代の男性が去年10月にクローズアップ現代で放送されました。

脳科学の知見では、
人間の脳は孤独であるだけでストレスを受ける (コルチゾールというストレス物質が発生する)
という研究結果があります。

現代社会は、ネットも普及してパソコンと携帯さえあれば誰かと繋がっているという『錯覚』に浸れますが、
核家族化や地域コミュニティ崩壊、少子高齢化で現実的に『孤独』になりやすい環境が作られています。
だからこそ、これからの時代は『リアルネットワーク』をどれだけ持てるかが生存の鍵になると思います。

そもそもコミュニケーション能力というものは、
93%が『人の顔や表情』から学習しているという研究成果もあります。
『人と顔を向き合わせること』でしかコミュニケーション能力は身に付かないと言っても過言でないです。

よくTVで、若者が喫茶店に集まってマイパソコンに向き合いながらTwitterで会話する姿が放送されます。
隣にいる人にメールを送り、隣にいる人にTwitterで会話する・・・・・・・・・

世の中、この先に何が起こるかなんて誰にも分からないですが、もしかしたら、
突然ネットが使えなくなった途端、リアルなコミュニケーションが成り立たずに生存できなくなる人達が、周りにはじわじわと増え始めているのかもしれません。