前途多難 | ナベちゃんの徒然草

ナベちゃんの徒然草

還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

いよいよ野田内閣が今日から本格始動します。

新内閣誕生時に恒例となっているのが、そのキャッチフレーズ。


野田氏自身は命名しませんでしたが、新聞紙上には「どじょう内閣」 なんて安直なものや、「民自公の翼賛内閣」 という少々物騒な文字が踊っていました。


皆さんは、どんなキャッチフレーズが相応しいと思いますか?


私なら・・・(大変失礼ながら) 「素人内閣」 でしょうか。


党代表に選出された直後から 「挙党一致」・「ノーサイド」 を宣言しただけあって、確かに党内バランスを考慮した布陣であることは分かります。


注目された党幹事長・国家公安委員長に、小沢氏に非常に近い輿石・山岡両氏を配置して〝気配り〟を見せましたし。


(但し、彼らが野田総理の思惑通り客観的な立場で仕事をするかどうかは分かりませんが。)


         ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-野田内閣


ただこれから新内閣が行うべきは、党内調整よりも政策実行。


特に重要なのは、震災からの復興はもちろんとして、経済成長・財政再建と外交、そして国防だと私は考えます。


その要ともいうべき外務・財務両大臣に任命されたのが、玄葉・安住の両氏。

このお二人、過去にそれぞれの省とは接点がありません。

(特に外交に関しては、野田総理自身も経験・実績がありませんし。)


ですから、若さはあっても予備知識・人脈は殆どないと思われます。

それで本当に重要大臣の職責が果たせるのか?・・・不安感が拭えません。


それに安住財務相は、過去盛んにTV討論番組に出演していましたが、実に口が軽いというか、よく喋るんですょねェ。


ついこの間も国会内で口を滑らせて、自民党に叱られていましたし。


更に国防を司る防衛相の一川氏に至っては、任命されるかされないかの内から 「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロールだ」 と、トンデモ発言をする始末。


確かに過去防衛庁長官や防衛相を務めた人物が皆、国防に精通していたわけではありません。


しかし自ら素人宣言(?)したのは、おそらく今回が初めてでしょう。

これを聞いた中国は、さぞほくそ笑んだでしょうネ。


野田氏はこの人事を 「適材適所」 と自画自賛(?)していましたが、私はとても賛同することができません。


外交・国防を司る重要ポストに未経験者を起用するならば、かねてより民主党が宣言していた〝脱・官僚〟の看板は外してもらわないと、行政は停滞し国民の不信感は増すばかり。


そして代表選前に危惧した前原氏の献金疑惑同様、野田総理自身にも過去に在日外国人からの献金があったことが発覚。


この献金自体は時効になっているとはいえ、今後更に疑惑が噴出する危険性は大。


最近、野田氏が地元民団の会合で謝辞を述べる映像がサイトに流出していますし、在日外国人への選挙権付与を目指し、会費を支払えば国籍に関係なく誰でもサポーターになれる民主党の体質に、ますます警戒感を強めざるを得ません。


もう後がない民主党にとって、ラスト・チャンスの野田新内閣ですが・・・これからの航路は、波高し!?うー



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