臍下三寸 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

ここ数日、セックス・スキャンダルの大きなニュースが続いていますネ。


まずは北京五輪の男子マラソンで優勝した、サムエル・ワンジル選手


ケニアから仙台育英高校に留学し、その後トヨタ自動車九州に就職。

駅伝などで活躍し、スピードランナーとして成長したワンジル選手は、見事金メダリストになりました。

        
           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ワンジル


当時は「日本で学んだのは、我慢。」 と流暢な日本語で語り、私も(日本人も見習わねば)と絶賛したものですが・・・残念ながら五輪後は様々な人間が周囲に集まるようになり、その謙虚さは徐々に失われてしまったようです。


昨年、夫婦喧嘩がこじれて激高したワンジル選手がカラシニコフ(自動小銃)を持ち出し妻と家政婦から告訴されるという騒動を起こしたと思ったら、今度は自宅寝室に女性といるところを妻に見つかり、挙句の果てに2階ベランダから転落死してしまったとか。


自殺なのか、あるいは突き落とされたのかははっきりしていないようですが、いずれにせよ栄光から僅か3年弱・・・〝人生も身体も転落〟という、シャレにならない結末を迎えたことは実に残念。


彼はまだ24歳・・・若気の至りだったとも言えます。 


しかし63歳の国際通貨基金(IMF)専務理事、ドミニク・ストロスカーンに関しては、そんな言い訳は通用しないでしょう。

          

           ウォームハート 葬儀屋ナベちゃんの徒然草-ストロス・カーン


大学教授から社会主義教育研究センター を経て1997年政界入り。

蔵相を務めた後2007年からIMFのトップである専務理事に就任、一旦フランス政界を離れることに。


そして来年のフランス大統領選挙では、蔵相就任中に失業率や公的債務の低下に成功した実績を引っ提げ、サルコジ現大統領の対抗馬として社会党大統領候補の最右翼と目されていました。


そのストロスカーン氏が今月14日ニューヨークのホテルに滞在中、部屋に入った女性従業員に背後から抱きついて性的行為を強要したというのです。 


それを振り払って逃げた彼女が訴え出たため、彼はJFK空港のエール・フランス機内で離陸10分前に逮捕・拘束されました。


おまけに無罪を主張し保釈金100万$を提示しても、「逃亡の恐れあり」 であっさり却下され、3×4mの独房に入れられるという全くの形無し状態。


一昔前、我が国にも〝3本指〟で有名になった女性問題を起こして辞任した某首相がいましたが、今回は世界金融に影響を与える超VIPの性的犯罪・・・影響の大きさはその比ではありません。


このニュースを見た時、(何らかの陰謀でハメられたのでは?) と思った私。


同様の懸念を報じるメディアもありますが、この方は3年前にもIMF内でセクハラ問題を起こしていたそうですし、別のフランス人女性記者も性的暴行の被害を訴え出るとか。


ひとたび露見すると、次から次へとボロが出てきそうな雲行き・・・昨年のT・ウッズの浮気騒動と似ていますが、どうやら私の第一感はハズレている可能性が高そうです。


性犯罪者の再犯率が高い事は知られていますが、まさしく 〝臍下三寸に人格なし〟・・・社会的地位や年齢など関係なさそうです。 


むしろ有名人程いい気になって、歯止めが効かなくなるのかも。


それを裏付けるかのように、ショワルツネッガー・元カリフォルニア州知事も家政婦との間に隠し子を作ったおかげで、ケネディ元大統領の姪である妻と別居・離婚するとか。


奥さんとの間に4人の子供がいるのに、更にお手つきするとは・・・さすがはシュワちゃん、エネルギーがあり余ってるご様子。


T・ウッズ同様、さぞ莫大な慰謝料を支払うことに・・・きっと 『ターミネーター5』 のギャラは、全て持っていかれるんでしょうネ。ダメだぁ顔


男性の皆さん、一時の気の迷い(?)で人生を棒に振らぬよう、くれぐれもお気をつけください。


えっ、お前こそ気をつけろって?  


あははっ、ご心配には及びませぬ。 


私にとっては女房を怒らせることが、この世で一番恐ろしい事ですから。


・・・そもそも慰謝料なんて払えないし。うー



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