夕方のコト。
職場の同僚から、
「スゴいねー、スコップ団」
オレ、「ん!? なに」
彼は今日放送の番組で紹介されてた活動の様子を見たんだ。
前からオレを通じて"スコップ団"の存在は知っている。
「スゴい、スゴいょー。」
大絶賛だ。
「一緒に行くかい?」とオレが問うと、
それはもちろん無い。
…だそうだ。
これがリアルな温度差。
彼が大絶賛なのは、
TVに映る、取り上げられるという結果だけを言ってる。
あくまで結果だけを見てる。
そうじゃないと…、
言いたかったが話を止めた。
何故そうなったか、
プロセスを想像して意味を考えてほしかった、
が、
やめた。
「作業の後、打ち上げとかあるんだべね?」
とか、聞いてくるし。
割りと身近な人に誤解をされてるって寂しいコトだと思った。
楽しいイベントじゃあるまいし、
打ち上げなんかあるわけ無いべ。
機械やクルマの燃料費に回る経費を捻出すんのが精一杯だよ、
自分の飲み食いなんて後回しなのが現実なんだ。
笑ってくれてイイさ。
ますます続けてるのがわからんだろうなぁ。
この頃、あまり意味なく質問されたりすることがある。
「いつまでやんの?」
ご挨拶だね…。
頼むから聞かないで欲しいと願う。
答えにならないから。
毎日オーバーワークして、
疲れはてて…さ、
「疲れないの?」って聞くな。
機械じゃあるまいし、疲れるさ。
そんな呆けたコトは聞かず、
ちょっとだけ疑問を持って想像をしてほしいと願う。
自分の物差しで理解出来ないヤツらの行動と存在する意味を。
そして、
忘れないでほしい、
あの揺れが始まった瞬間を…。
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