第453話 幻覚！ヴェルサイユ時代にタイムスリップ！これがパリのホワイトパーティー
2011年6月20日(月） フランス・パリ漂流３７９日目
みなさんこんにちは！
今日はパリの一枚はパスです。
とにかくすごい！
今日、ＢＯＳＳブログを見た方はラッキーです♪
Flash Mob（フラッシュ・モブ）
知っている方も多いかも。
モブとは政治的な意味合いを持たず、共通の意識を持つ多数の人が
突如前触れもなく集まりパーティーを行う事。
ＮＹ（マンハッタン）で２００８年開催されたRay-ban（レイバン）のモブ
皆がサングラスを持って集まった。
２００３年にNYが発祥で世界中で同じようなコンセプトで開催されている。
なーんだモブの話かぁ
そんなのＮＹでいつも見てるよ(笑）
って？
まぁまぁ
ＮＹ（マンハッタンのユニオンスクウェアー）で２００８年に行われたジャマイカがコンセプトのモブ
パリではホワイトパーティーと言われるモブがある。
いや～パリのモブはＮＹや他の国と比べ物にならん！
すごい。。。
パリで年一回のみ行われるモブ（ホワイトパーティー）は
フランスの政治、軍、メディア、経団連など
ブルジョワのＴＯＰクラスのみに知らされる。
まず
ここのところからＮＹとかとは全く違うわけ。
ようは貧乏人は来んな！
貧乏人は参加しちゃ駄目ってこと(笑）
何なに？不公平だ？そんなのモブじゃないっ！て？
まぁまぁ
なんでブルジョワのみかって？
だって
パリで行われるこのホワイトパーティー
開催する場所は全て違法！
開催する場所がハンパない！
世界遺産の前でしちゃうんだもん！
過去行われたのは
●凱旋門のど真ん中
●エッフェル塔のまん前
●ノートルダム大聖堂のまん前
あ･･･アリエネェーーー！！
しかも今までは昼に開催されていた。
今日はなんと夜！
本当に偶然！
たまたまこの日、夜の１１時
ルーカスと夜のルーヴルを見ようよと
あのルーヴル宮殿（ルーヴル美術館）の入り口にいた。
入り口を入ってそこで何を見たかって？
腰を抜かしますよ
一瞬タイムスリップしたと思った。
一面、真っ白な集団が食事をしている。
牧師か？ヴェルサイユ時代の王族貴族か？
その数 １万人！
何が起こっているのか全く理解できないほど興奮しちゃって・・
ＢＯＳＳパニック状態(笑）
そう！これがあのパリのホワイトパーティーなのだ。
もう鳥肌モンでっせ！
早く見せろって？
どうしちゃおうかなー 
アメンバー限定で！・・・とか(笑）
ちょっと！それはないだろう！って？
ﾊｲﾊｲ・・・では、どうぞ！
パリのルーヴル宮殿ホワイトパーティー(モブ）
わぁぁあーーーーっと１万人の歓声と宴会の声
ＮＹがダサく見えちゃうでしょ？
だってルーヴル宮殿の中なんだもん！
これはずるいよーーー(苦笑）
騒ぎ方も皆さんすごく上品。飲んでいるワイン、シャンパンも・・・お値段普通に５万１０万。。。
そりゃさまになりますよ。。。。
大人のモブって感じです
この日の為に作らせた白い帽子やドレスを着るマダム達
さらに驚きは
ルーカスが おじさんがここに居るから、ちょっと待って。と電話で何か話し始めた
はぁぁ？？
彼のおじさんは有名なファッションフォトグラファーなのデス。。。
※ちなみにルーカスはここでモブがある事は全く知らなかったそうで・・・
おじさんなら絶対に来ていると思って電話したんだって・・・
世界遺産ルーヴル宮殿の中で繰り広げられる個人貸切大パーティー
ちなみにルーヴルの個人貸し出しは法律で禁止！
（オルセー美術館は個人貸し出しできます）
１０分後
おじさんが真っ白なシャツ、ズボン姿で登場！
ホワイトパーティー会場を案内してくれた。
ちなみに僕の格好は黒シャツ(笑）
夜１２時。
な・・・何事が起こった！？
参加者１万人が長さ３０ｃｍほどの花火（線香花火）に点火！
幻想的を通り越して・・・フォルミタブル！（すばらしい）
本当のパリのブルジョワの人達のみに、ある日ホワイトパーティー決行のメールが入ってくるそうだ。
夕方１８：００
個々で椅子、テーブル、ワイン、シャンパン、食べ物を用意。
それを持って指定されたパリ郊外の場所に行くと
バスが待っている
バスに乗る
乗るのには一人１０ユーロだそうだ。
乗ってもまだ行き先は誰も知らされていない。
乗っている人達はどこに行くのか･･･全く知らないのだ。
ぐるぐるとパリ市内を回る。
そして！
今日は、いきなりルーヴル宮殿の前に着いちゃったんだよねと
笑いながらおじさんは言う
ルーヴル宮殿は現代の王族貴族のパーティーと化した。
昔の王族達はこんな風に華やかな食事を楽しんだんだろうなぁと・・・
夜８時
ルーヴル前にバスで着いた人達は一斉にこの中央広場に行き、テーブルを並べる。
ホワイトパーティーの開始だ。
本来、夜８時にはこの場所の宮殿の窓の明かりは消され真っ暗
今日はいきなり宮殿の窓の明かりがともされたそうだ。
※ルーヴル宮殿管理人の中にもモブメンバーが居るわけ。
たぶんどこかのお偉いさん。パリ市長だったりして(笑）
警察はこの違法パーティーを逮捕しないのか？
出来ないんだって(笑）
この中には軍の大佐、上層部、警察関係、政治家、企業家がいるわけで
そんなことした暁には、翌日に自分の首が飛ぶらしい･･･
深夜１時･･･フランスＴＯＰクラスのブルジョワ達は年１回のパーティーを終え
個々の車（運転手付き）やタクシーで元の社会生活に戻っていく
なんと素敵なイベントでパリらしいことか！
モブの意味には現代アート的表現もあるそうだ。
これはアートを超えてるでしょー(笑）
おじさん曰く
日本にも広めたいんだよね！と僕に言われた。
無理だと思います。。。はっきり言っておきました。
ＢＯＳＳ、来年は一緒に飲みましょう！と誘われちゃったけど････
そんなブルジョワ達と何話せばいいんじゃっ！
若い人たちはみなジュニア。参加されている年齢層は高いです。
右から２番めのムッシューは葉巻を吸いながらかっぽ。威厳あります・・・
まぁこういうモブだから品とマナーが求められるんでしょう。
ごみ、一切落とさないし、盛り上がりも品がある。
ね？今日ブログ見れてよかったでしょ？
これ滅多にみれません。
他の人にも教えてあげてください！
（僕の撮った写真、僕のブログのＵＲＬをお使い頂いて結構です）
★皆さんからのコメント、けっこう面白いです。
僕は毎日、全部目を通して、七海と大笑い
また僕の知らない情報も！コメントも見てみて下さいね。
さて！花火を点火した瞬間の動画ムービー
一見の価値アリです。
写真だけじゃ迫力が伝わらないでしょうから
１万人が一斉に花火を持ち、歓声を上げた瞬間です。
下のアメンバー限定記事でご覧下さい！
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