最近よく実感していますが、一日というものは

ほんとうにあっという間に過ぎ去ってしまいますね。


朝の身支度をしてニュースに目を通して、

軽く朝食を食べて仕事に行く。


夜の家事をし、空いた時間で自分の勉強をある程度して、

眠くなったら床に就く…。


私なりに、一日にやるべきことを決めているのですが、

効率が悪いということもあり、なかなか達成できていないのが現実です。


「自分は成長していない。

自分は同じところに常にとどまって、一歩も前進していない!」

と叫びたくなる事がしばしばあります。


欲や過信、理想が混じり合った自分の意志と、

現実的な時間で区切られている生活とは別々なものになってしまうのですね。


意志と生活の両者が決してうまくいかず、

もどかしい思いをしますが、自分の生活に無理な圧力をかけているのかもしれません。


そんな私の様子を普段から見ている方は、

私が何も言わなくても感じるそうです。


「今、焦っているな。」と。


もちろん、締め切りのあるときや、ここぞというときにやらねばならないときは別です。


しかしながら、普段からそんなに自己嫌悪に陥っていては、

日々の生活に対して感謝を忘れていたのですね。


雨が降ろうと晴れようと、風吹こうと吹くまいと、

叱られようと褒められようと、たとえ自分がしぼんでしまっていても

新しく迎える、終えようとしている一日に感謝するのがよいですね。


一日の計画、それがうまく行こうと行くまいと、

自分が幸せであるということを忘れてはいけません。


「そんな甘いことを言っているから、

いつまでたってもダメなんだ!」


私はどうしても、このように思いがちです。


明らかに自分の能力以上のことを、時として

誰にも達成できないことを望みますが、

ある意味において傲慢さも含まれているのかもしれませんね。


「今日は感謝した?」

「まだ…。」


一日一日を敬い感謝をささげれば、

いつか知らずと目標を達成しているかもしれません。