先ほどインターネットのニュースで面白い記事を目にしました。
牛乳の飲み過ぎは健康に悪影響を与えるという内容でした。
スウェーデンチームによる研究によると
約20年間に渡る観察記録によると牛乳を多く摂取する人は
そうでない人に比べて死亡率や骨折率が上がるという結果を出しています。
これは、牛乳に含まれる成分の「D-ガラクトース」が
老化を促進させ、寿命を縮めると言われています。
ただし、この研究結果は偶然による可能性もあるために
今後も研究が必要であると言われています。
私自身は7年ほど前から、牛乳は人体に悪影響すら及ぼすと教わってきました。
それは、牛に与える飼料が農薬や化学肥料で成長した牧草であり、その飼料に抗生物質が添加されているなど、そういった飼料で育った乳牛の乳が、人間にとって良いわけがないということです。
また牛乳には保存料等に用いられるリンが多く含まれていて、これがカルシウムと結びつき、リン酸カルシウムという結晶となり、腸から吸収されずに体外に排泄されてしまうということのようです。
つまり牛乳がカルシウム不足を補い健康な骨を作ってくれるというのは、過去の神話となってしまったようなのです。
たとえ牛乳が体に良くないと分かったとしても、健康に影響を及ぼすことが明らかにならない限り国として認める事は難しいでしょう。
酪農家や乳製品の加工・販売業に携わる人は大勢いますので、彼らの生活を保障しなければならなくなることも考えられます。
マスコミは、その時々によって都合のよい解釈を流します。
「牛乳は骨を弱くするのか?」
この疑問の裏には色んな人の立場があります。
研究に携わる人。
自分の仕事に脅威を感じる人。
これを機会に新規ビジネスに参入する人。
何を信じたらよいのか迷う消費者。
調整、操作を行う国。
世の中には情報が溢れていますが、
それを取捨選択するのは自分自身です。
本当に健全な飼料で自然に育った牛の、保存料が使用されていないお乳が飲めれば、こういった心配をする必要は無いのですが・・・・・