昨晩のこと。



いつも通り手作りごはんを食べ終わったもも。



しばらくすると何の前触れもなく嘔吐。




どちらかというと吐き癖のある子なので、あまり大事には考えず、出しちゃった分の1/2くらいのドックフードをお湯で戻してヨーグルトと合わせて少し食べさせて就寝。



で。今朝。



起きて間もなく、また嘔吐。



昨夜のご飯をほとんど出しちゃったので、空腹時間が長くなったことによる飢餓嘔吐であるのはだいたい想像できたし、出てきたものも白っぽい泡状の胃液だったので、あまり心配はしなかったのですが、



よくよく見ると・・・



白っぽい泡状の胃液に少々の血が混じっていました。



もしかしたら、胃炎とかなのか。。。



あまり吐き戻しが続くようであれば医者に行くかを考えるにして、とりあえず、朝ご飯を与えると・・・



きれ~に完食わんわん



元気もあるしっぽフリフリ



仕事だったので、家族に容態が思わしくなかったら連絡するようにだけ伝えて出かけましたが、特に一日変わった様子もなかったようで。



とりあえず一安心。



でも、今晩のご飯は、体調を考慮しての献立にしました。



東洋医学と薬膳のお勉強もしているので、まずは、ももの体質診断から。



チェックシートで確認すると、どうも気虚の状態。



ついでに津液不足(しんえきふそく)も同時併発しているみたい。



なので、使用する食材は、身体を温めるものをチョイスしつつ利水(水分排出を促す)できる食材も加えました。



ジャガイモ、かぼちゃ、シイタケ、ブロッコリー(芯)、アスパラガス。

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生のままの大根とキャベツに納豆。

大根には消化を促すジアスターゼが豊富だし、キャベツはキャベジンで有名なくらい胃痛、胃もたれに効果のあるお野菜。

納豆は代表的な発酵食品で整腸作用があります。



食物酵素とすりごまも一緒に。

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大事なたんぱく質は、これは私のこだわりで生の馬肉。(薬膳的には身体を冷やすので逆効果なのですが・・・笑)



野生のオオカミを祖先に持つわんちゃんの食性は、やっぱり生食ですよね。



自然界で火を使って焼いたり煮たりはするわけもなく。



なので、一番消化しやすい形態の食材を選びました。



そして出来上がったのが、馬肉の野菜ペースト和え。

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野菜ペーストはいつもよりも長く時間をかけてミルサーにかけました。



おかげさまで、満腹になってぐっすり眠っています。



手作り食は、愛犬の体調を見ながら工夫できるのが良いところ。



人間だって、胃腸の調子が思わしくなかったら、消化の良いものを食べたり、熱が出たらおかゆを食べたりしますよね。



わんちゃんだって一緒。



早めに対処すれば、悪化も避けられるし、何よりもいつも元気な姿でしっぽを振っていてほしいですよねしっぽフリフリ音譜