140805


今日の東京地方、最高気温が36℃声だったようです。


群馬の方では39.5℃にも達したようです。


ほぼ体温並み(それ以上)以上の気温は、じっとしているだけでも身体に負担がかかります。


室内犬で冷房完備であれば問題ありませんが、外飼いのわんちゃんの場合、暑さ対策を万全にしてあげてくださいね。




さて、以前にわんちゃんのご飯について記事を書きました。


我が家のわんちゃんのための手作りご飯


その続き・・・(だいぶ遅くなりましたが・・・)




我が家の場合、「なるべく生食」 「お野菜はペースト状で」


という話題を書きました。


この 「お野菜はペースト状」 の理由。



わんちゃんは長い歴史の中で、人に飼われ生活環境もだいぶ人間寄りになりました。


けれど、わんちゃんの消化機能や歯の形状は、人間よりに進化(退化かも)していません。


つまり人間の生活環境に適応しているように見えるけど、基本的なところはまだ 「犬という種」 なのです。



わんちゃんはオオカミが祖先と言われています。


オオカミは、小型の草食動物を獲物として狩猟を行い食を得ていました。


オオカミは獲物を捕らえるとまず、どこから食べ始めると思いますか。


TVの野生動物のドキュメンタリーなどで見かけたことがあるかもしれませんが、基本、腹部からです。



この 「腹部から」 にはちゃんと理由があるのです。



腹部には胃腸がありますから、草食動物が食べた草木などが自身の消化酵素とともに未消化のまま残っています。


つまり、腹部(胃腸)を食することにより間接的に 「消化酵素を含んだお野菜類」 を食べることになります。


オオカミたちは、それを本能的にわかっていて先を争って腹部から食べ始めるのです。




この状態(消化酵素を含んだお野菜類を食べる)を人間の手で再現すると


「生食できるものは生食で」


「お野菜はペーストにする」


がベストだと私は考えています。




わんちゃんの手作りご飯については、いろいろな見解があります。


そのどれも、わんちゃんの健康を害していなければ、正解なのです。



「ペーストにしなきゃいけない。」


「生食にしなきゃ。」


「煮て食べさせるのがいい。」


「お肉は加熱済みの塊でかみごたえがあるものがいい。」


などなど。


どれも 「あり」 なのです。



わんちゃんの手作り食は、 「食べさせてはいけないもの」 以外は、いろいろ工夫してみるとよいと思います。


そして、うんちの状態、瞳の輝き、健康な表情、被毛の状態などなどから、その子に合った形を見つけてあげることが望ましいと思うのです。



私たちもたまに、ジャンクフードで1食を済ませたりしますよね。


わんちゃんも一緒です。


1食ジャンクだったからと言って、すぐに健康被害が出ることは基本無いのです。



毎日、カロリーや必要栄養素の計算をしていたら、続けられなくなります。


手抜きもありで、わんちゃんの体調を見ながら、いろいろな食材を愛情込めて♪



これが、楽しくわんごはんを作る極意です。