2014/7/30
の続き
あれからのももは、相変わらずご飯食べても咳、水飲んでも咳、おとなしく座っていても咳き込むようになりました。
早く治療を開始しなければ・・・
と思いながらも適切なメディカルアロマのレシピを作るためにいろいろ考察していました。
知り合いの薬剤師さんに相談し、気道狭窄(喘息やアレルギーで気道狭窄)している場合に使用する薬剤の種類について教えていただき、いくつかの資料も頂戴しました。
資料は難しい専門書の抜粋であったりするので、とても難解でしたが、薬剤師さんに助言をいただきながらなんとか理解をしたところです。
気道狭窄に使用する薬剤としては、気道に選択的に作用する交感神経β2受容体作動薬が使用されることが分かりました。
分かりやすく言うとこの薬剤は、気管支にはβ2アドレナリン受容体が多く存在をしていて、この受容体に選択的に作用することにより浮腫を取り除き炎症も抑え気管支拡張を引き起こすというものです。
つまり。
気管のうっ血うっ滞除去、抗炎症作用の精油をチョイスすればよいことが分かったのです。
そうなると
うっ血うっ滞除去と抗喘息のセスキテルペン炭化水素。
コーチゾン様作用のモノテルペン炭化水素。
抗カタル(粘膜の炎症)の酸化物。
このあたりからの選択肢に狭まります。
もちろん、皮膚塗付として使用するつもりなので、ケトンのことも考えていくつか候補が上がってきました。
サイプレス、ジンジャー、シダー、ユーカリラディアタなど。
と♪
そういえば、今日(8/1)は、メディカルアロマのブラッシュアップのためにセミナーに参加する予定だったことを思い出し、
ならば、日本メディカルアロマ協会長の吉田先生にもレシピをご確認いただくことにしたのです。
早速、セミナー中のお時間を見て吉田先生に伺うと・・・
やっぱりスゴイです!!!
私のように数日考えて考察することなく、その場でスラスラ~とレシピが水の流れのように出てきて。
結果、自分の考えていたレシピの80%は同じ、あとの20%は思いもよらない精油の名前が出てきました。
ヒソップ匍匐(ほふく)とアカマツヨーロッパ。
ヒソップ匍匐は、リナロールオキサイドの免疫促進作用。
アカマツヨーロッパは、αピネンの神経や臓器の強壮。
なるほど~。
やっぱり、細かいところにまで配慮が行き届いているレシピです。
ということで、自宅のストックにはヒソップ匍匐もアカマツヨーロッパもないので、すぐに発注作業に入らねば。
今日もメディカルアロマのセミナーでブラッシュアップしてきましたが、新たな気づきや学びが数多くありました。
やっぱり日々、研究、学び、臨床経験です。