「人間が変わらないと・・・・」 哲平のセリフによせて
≪家族としてのワンコの選び方≫ 私の私的見解ですが。
犬の寿命を考えてみましょう。
仮に15年生きたとして、
☆ その頃飼い主は何歳でしょうか?
責任を持って最後を看取れる年齢ですか?
☆ 毎日のお散歩 ・ 老後の介護 ができる年齢ですか?
自分の代わりに面倒を見れる家族は居ますか?
☆ 飼いたいワンコの大きさは適切ですか?
リードでコントロールでき、安全に散歩できる大きさですか?
可愛いワンコでも、身体能力が高いので力が強いのです。
しつけである程度はカバーできますが。
※リードはワンコの命綱です。
15年後・・・やっと歩くワンコを支えながら歩けますか?
☆ 犬種によって性格(特性)が違います。
自分ライフスタイルに合ってますか?
例えば、ジャックラッセルテリアは小柄で可愛いですが、
非常にやんちゃで、高級家具の多い家には不向きです。
傷だらけで泣く事になります。
番犬としても活躍して欲しい?
柴犬やコーギーなどの縄張り意識の強いワンコが向いています。
などなど、可愛いから目が合ったからだけで選ばないで欲しいものです。
なぜならば、仔犬の頃は可愛いだけで許せても、
「ずっとこれが何年も続くのか・・・」 と思うと、手離す事を考えてしまう人も多いのです。
他人事だと、責任持って飼え!と思いますが、
当事者は人生真っ暗になるくらい悩む場合も多いのです。
ワンコの散歩の時、よくこういった悩みを聞きます。
一度飼ったら愛情が湧きますからね。本当に深刻です。
ワンコと飼い主のいい関係が不幸なワンコを減らす第一歩です。
「人間が変わらないと・・・」 の第一歩ですよ。
うちの愛犬・・・石垣島から来ました。
仔犬の内から赤い首輪をして、うろうろしていたそうです。
雨や台風の多い石垣島で、アパートの階段付近で雨宿りする姿が度々。
見かけた住人が一時保護し、部屋の中に入れたら、
新聞紙などを敷いた座敷で大人しくしていたそうです。
まるで、家の中で飼われていたワンコのようだったと。
お行儀がよく、愛想のいい様子に、迷子かも知れないと飼い主を探したそうです。
飼い主は見つからず、里親募集をしたそうですが、
島の中では見つからなかったそうです。
そして、ネットで島外にも募集をしたのを見かけて、うちの子になったのです。
保護した人や、毎朝1回だけエサを与えてくれた人、
仮に預かってくれた人が居て助かった命です。
この人達が居なかったら、とっくに処分されているでしょう。
うちの玄関先・・・靴があってもいたずらしません。
庭の干した洗濯物・・・どんなに風が誘ってもいたずらしません(笑)
排泄も・・・家ではしません。1日2回のお散歩でね。
教えたわけではないんです。
どうして こんないい子が捨てられないといけないんでしょう?
豆柴と思ったら大きくなっちゃったから?
他には考えられません。
もし、飼う前にじっくり考えて、飼い主としての責任を自覚していたら、
こういう可哀想なワンコは減るのです。
これは ほんの1例に過ぎません。
はぁ・・・・・ここまでで1時間半かかってしまった(-"-)
ついつい熱が入ってしまいます。
ことに、うちのワンコを仔犬の時に捨てた人には・・・。
でも、穏やかな石垣島の人達のおかげで、人間が大好きです。
自慢の愛犬です