マリーンズ・アカデミーの活動の中に
三角ベースボールによる地域への活動があります。
三角ベースボールは、自分も野球というスポーツを意識しだした頃、やりました。
そうです、小学生の頃です。
友達が5,6人集まると、公園の片隅で「こんにゃくボール」ひとつでできた
野球の原点です。
得点ボードは地面に樹の切れ端で大きく書いて、疲れたらチーム組みなおし
陽が暮れるまで夢中でやった思い出があります。
マリーンズ・アカデミーの丸山一仁コーチは、そんな野球の原点であり、
子供の大きなコミュニケーションツールとしても大事な遊びを
野球の入り口として、国際三角ベースボール協会と連携を組み
野球文化だけでなく、地域振興を図るものとして協力をしています。
野球週刊誌「ベースボール・タイムス 6月25日号」の37ページに
千葉ロッテマリーンズと三角ベースボール協会との出会いが載っていました。
その中で、野球解説者の中には「三角ベースボール」を露骨に馬鹿にした人もいたとあります。
最近、野球の歴史を調べていると、野球の原点は遊びから始まっています。
だからこそ、野球の素晴らしさを伝えるには、誰でも出来る楽しい要素が必要だと思います。
地域の公園では野球どころかキャッチボールも出来ないところもあります。
三角ベースボールは老若男女ボールひとつで出来る野球遊びです。
少年野球のイベントでも低学年の子供達がお母さんと一緒になって
三角ベースボール大会をマリンスタジアムで毎年行っています。
野球は複雑なルールで、理解するのに時間がかかるスポーツです。
ですから、野球振興のためにはこのような活動がこれからもっと大事なってくるでしょう。
プロ野球関係者が携わり、地域振興のためにも注目されるコンテンツとなると思います。
今後の展開が楽しみになってきました。