年間2100万人もの人が手術のため全身麻酔
を受け、そのうちの3万人が体験しているという、
術中覚醒(アセネシア・アウェアネス/)
外見的には麻酔が効き、深い眠りについているように
みえつつも、意識があり激痛を感じるんだそう。
痛みに弱い私が、もしそんな700人に1人の体験
をしたら・・・ショックで死んでしまいそう
そんな恐ろしい現実がテーマとなった
「アウェイク」を観賞して参りました。
ニューヨークの半分を所有するほどの大富豪
クレイトン。 身分違いの恋人との結婚話と
心臓移植が必要なほどの病に悩まされていた。
心臓移植の難しさ、例え成功しても長く生きられる
確率の低さを説き「生きている今を楽しめ!」と、
結婚に二の足を踏むクレイトンの背中を押す、
友人の心臓外科医・ジャック。
信頼する友に執刀を託し、移植手術に臨んだ
クレイトンは700人に1人の「術中覚醒」を体験し、
オペ中に身体に受ける苦痛以上の傷みを
心に受けることとなる・・・。
85分と短めな映画なのですが、リアル過ぎて
長くは観ていられない・・・血にも弱い私なので
途中目を背けること多々ありで、食欲ちょっと
落ちました。
手術中のストーリーが大半で、その後が気に
なるところなんだけど、
That's all.でThe End
.
予告編で期待していたので、ストーリー的に
ちょっとイマイチで、残念・・・
全米で一大センセーションを巻き起こした
そうだけど(in 2007/4年も前だ!)、
東京では新宿武蔵野館でしか上映されない
理由がなんとなく分かるような気がしました。
でも、ドクターには観ていただきたい映画だな。
感想とすると・・・
母の愛に勝るものなし!
この一言に尽きる映画かも・・・・
そして・・
怖くて手術受けられなくなる人、
人間不信に陥る人、
マザコンになる人
こんな人々が増えそうな映画です。
予告編で流れていたSia の"Breathe me".
本編で流れていなかったような・・・??
映画で主人公は麻酔しているにも係わらず
術中覚醒していたけれど、私は麻酔もして
いないのに、上映中、意識の無い時間が
あったのだろうか???
・アウェイク@ぴあ映画生活