資格とは「通行手形」にすぎない。。。
■我々、健康運動指導者の世界では、
代表的なものとして以下のような資格があります。
「健康運動指導士」
「健康運動実践指導者」
この資格は、
【財団法人健康・体力づくり事業財団】
が管理・認定するものです。
数年前まで厚生労働省が認める資格として扱われていたので、
今でも一部その名残(厚生労働省認定資格としている人)があります。
そりゃ~厚生労働省認定資格は価値が
大きいからそのままにしておきたい気持ちはわかります。。。
正直、、
私はこういう資格を取らないと個人(自営)で運動指導できないのかな~
と真剣に悩んだことがありました。
起業当初、
ある役場に行った時、、、
「君は、健康運動指導士とかの資格はないの?」
と職員(課長クラス)の人に言われたことがあります。
当時はまだ「厚生労働省認定資格」だったので当然の問いかけですけどね。。。
言うまでもなくそこでは仕事が貰えず、そのままご縁なく終わった経験があります。
仕方ないけど悔しかったですね~。
だって、、、
文科省が認める大学の体育学部を卒業し、
10年以上スポーツ経験を積んで全国大会での実績もあった。
中学・高校の保健体育の教員免許も取っていたし、
はっきり言って最低限の運動指導のスキルと知識はあったわけです。
だからこそ、
「そんなに、
その資格が凄いの!?」
…と、自分自身ではなく、
恥ずかしながら他者を責めた時代がありました。
そんな私は、
今もほとんど無資格で仕事をしています。(^^;)
それでも来月には「健康運動系の書籍」を大手出版社から出します。
今思えば、
一番大切なことは資格ではなく、
その人の貢献力だと途中から気付いたことが大きいですね。
例えば、
医師や弁護士には資格があるから、
病気の治療や借金返済の相談が出来るわけですよね。
ただ、
同じ資格を持っていても人気の弁護士もいれば、
残念ながら開店休業中に近い弁護士だっているわけです。。。
資格とは、
最低限の通行手形だとすれば、
その後の道を切り開くのは自分自身(人間性やキャラ)なんですよね。
どういう資格やスキルがあるにせよ、
自分自身に貢献力や魅力がなければ先には進まない。。。
結局は、、、
自分力を高めることが、
何より大切だと自営道の中で教わりました。
@キミツカ