額縁に絵を入れて、しみじみ眺めておりました。
描き終えて数日ではまだ乾きが甘いので、絵は持たずに額縁を買いに行きました。
搬入前日、世界堂の閉店間際でドキドキしました。
（ここで見つからなかったら、ちょっと合わない仮額しかない。）
１つだけ気に入ったこの額は予算オーバー気味でしたが
自分の作風上、今後も使えそうなので買うことにしましたヽ(*'ー')ﾉ
前々日には別の額縁屋さんへも行ったのですが、注文制作がメインの店だったので買えなくて
ついでに「もし発注する場合」の流れだけ聞いて帰ってきたですよ。
注文制作ならやはり２週間はみた方がいい様です。
よほど特殊なら、もっと。
その日に行ったのは広尾の加藤額縁さんと、渋谷の植松さんでした。
加藤さんの方がより「オーダー専門」という感じで
何の予定もなく入るには敷居の高い雰囲気(；ΦωΦ)ﾉ
ですがさすがに、具体的な相談内容のある時は頼りになりそうなお店でした。
まだ描き上がっていない絵の額装の相談をしたのですが
欲しい額縁の方向を言うと、コーナー（額縁のカドだけ）見本を沢山並べてくれました。
「よかったら写真撮ってらしても、いいんですよ」と言って下さったので
いくつか撮らせていただきました。
個展など、複数の絵を出品する時、他の作家さんたちは
絵がみんな揃ってから持ってくるものか、それとも出来た絵からで良いのか・・？
というのも訊いてみると、どちらもいらっしゃる様ですね。
描け次第で別々に頼んでも案外バラついた展示にはならず、まとまるものみたいで
一つの絵の額装が済んでから、次のインスピレーションが強まる人もあるそうです。
そういうものか。
考えてみたら、同じ人が自分の好みで選ぶんですもんね。
好きな雑貨や家具を買う時みたいな気持ちで、買い足していけばいいのです。
あと、１点１点全部違う額縁のオーダーとか面倒くさくないッスか？という
ぶっちゃけ質問もしたところ
「そんなことはないですよ。」とちょっと笑われましたです(*'ー')
幾つかだけでも、描き上がったらとりあえず持ってきますヽ(*'ー')ﾉｼ
というわけでエールを送られながら帰ってきました。
渋谷の植松さんの方はまた少し違う雰囲気でした。
店頭にフォトスタンドが山積みセールになっていたり
その場で買える額縁も幾らかあって
若い人たちがわらわら働いていて、入りやすいです。
そして「お店の見解」というのはあまり出されない感じ。
相談する必要はなくて、自分のやりたい事が決まってる時は
こちらでサックリ済ませるのも良さそうです。
壁一面に見本が貼ってあるので勝手に見るにも見やすいです(*'ー')ｂ
どちらにしても、実物（絵）が無いとハナシにならんですね(*－ー－)
そしてどこも親切かつ・・たぶんヘンな人（＆ド素人）にも慣れている！
ありがたや、ありがたや（？）
などと回想していたら、絵の後ろに何か入り込んだ様です。
猫ですな。
もしもし(*'ー')？
ももももも(*ＴдＴ)ﾉ
ほどほどに頼みます。結構タフとは思うけど。
搬入も済んで明日はオープニングパーティです。
今日はチョコやらナッツやら買いに行ったり、京樽にお寿司を注文したり・・
展示の楽しみであり、大変でもあるなというところ。
そして今年は会計係にもなって、画廊の方と真面目な話をしていたら
以前のお嬢さん扱いからお客さん扱いに変わったなあと感じました。
画廊の皆さんの名刺を頂いた(`ΦωΦ)ﾉ
ついでに来年の会期などの交渉の場にも何気に同席致したりして
これはいい場数になるぜと、少々腹黒いわたくしであります。
会計の件で電話をしたり、いただいたりというのも多く
無職ボケせずに済みそうです。
のんびりも結局できなかったけど(笑)