カウンター前のいわゆる「カウンター」席と、その後ろに2人がけのあるコーナー。
ここは店の入り口から、いかにも「ホール」っぽい方の客席群へ行く時の
通り道にもなっています。
このコーナーと「ホール」の部分とはちょっと別の空間みたいになっていて
どちらの席に座っていても、もう一方の空間は
あって無い様なものとなります。
そのおかげで、満員でギュウギュウに混んでいても
店全体では実際より少し落ち着いた感じのままであれます。
とはいえ店の者の方はもう大変で、両方の空間を行ったり来たりで
「姿が見当たらなくなっちゃった店員さん(別の空間で接客中のNORA)」を呼ぶ声が
頻繁に聞こえてくることになったりします。
でもカウンターや、カウンター後ろの2人がけのお客さんからは
キッチンでカクテルを作っているNORAが見えるので
「どういう理由で大変なのか」も丸見えで
どうも、手が空くまでそっと見守ってらっしゃる方が多い気がします(;'ー')
そしてキッチンの様子の見えづらい客席の方でも、忙しいのはバレバレなのでしょうか。
やはり、そーっと見にいらして
「いま大丈夫かしら?」という感じにカクテルのオーダーをなさる方がいらしたりして‥
昨日は、ここまで混むことはしばらくなかったくらい一気に混んだ日でありました。
暑かったのでフローズンカクテルに人気が集まったこともあり
私はとにかく、お客様のご案内と、オーダーをお受けすることと
カクテル作りでいっぱいいっぱいで
何かとお待たせしてしまうし、いつもなら出来ている灰皿の交換も全く出来ないしで
もう「ともかく乗り切れ!」がテーマな日になってしまいました。
そこへ常連さんで、割とたくさんタバコを吸われる方がいらしてて
お帰りになる頃の灰皿には20本近い吸殻が(;ΦωΦ)
しかもお待たせしたカクテルや料理はあるしで「なんだろう?今日は」と
思われたことでしょう。
「ホール」の中でも一番、他の席が気になりにくいテーブルにいらしたので
余計に不思議に思われたかもしれません。
テーブルでお会計を済ませて、お帰りになる時に例のカウンター&カウンター後ろ席の
間を通ってゆかれるわけですが
その通路の席も満席だったのを見て、ちょっとびっくりしてらしたです。
英語圏のお客様で、よく一緒にいらっしゃるお連れの方と
私と両方に聞こえる声で
「Oh! Very busy (`・ω・´)!」と、おどけるみたいにおっしゃいました。
こちらとしては
「それでなかなか色々手が回らず、まことに申し訳も(;ΦωΦ)ノ」と恐縮しかけるのですが‥
その方はむしろ愉快そうなご様子で
「Fine!Fine (`・ω・´)♪」と言いながら店を後にされました。
そういえば、とんでもなく空いてる日にいらしたこともあったはず‥
なにしろ常連さんですから、そういう死んでる日もいっぱいご存知です。
さらにそういえばですが、震災の後1ヶ月半ほど
その常連の方のみえる頻度が急に、さらに増えた時期がありました。
「もしかして国に帰られてしまうのかなあ」と思ったりなどしましたが
それにしては、特にそういうお話しはなさらないので
どうなさったのかなと思っていました。
いろんな方を連れてきて下さった。
この店は単に言葉の意味以上に「お客様でもっている」店なんだなあと
つくづく思った日でありました。
自分がバイトで入ってる日はそれでなくとも
かなりお客様に助けてもらってしまっていますが
私など関係なしに、この店が、本当になんかそういう感じです。
そうはいっても、お客さんだけでは店は存在し得ません。
とんちみたいだけど
店が存在しなければ、「その店のお客さん」は存在し得ませんでしょう。
まず、店が存在しなくちゃならないわけです。
だから頑張って下さいね、マスター(*'ー')ノ
と、書いていてふと思い出したんですが
この日の私はカクテル作りとオーダーをうかがうのとで
本当にいっぱいいっぱいで‥
まったく料理を運んでおりませんでした。1品も。
夕飯時にピークがきたので、お料理のご注文も相当いただいておりました。
それらを全部独りで作って、客席の把握とかもして
順番に運んだっていう事か(;ΦωΦ)
すごいぜ‥
自分のとこのマスターですけども
こういう瞬間、冗談抜きですげえと思います。
客席でもフローズン人気だった日、カウンターも暑かったので
まかないは冷やし中華になりました。
ゆで卵の切り方が細かい様な荒い様な、非常にヨシオカさんらしい作品です。
紅しょうが多めで爽やかにいただきました。
ごちそうさまでした。
麺の茹で加減はもちろんカンペキです(*'ー')b
昨日は帰りの足の確保が出来たので、片付けきるまで
黙々と片してから帰りました。
ストローやペーパー類の補充、テーブルのカトラリーボックスのチェックが済んだら
翌日、土曜日のえりちゃんへのバトンタッチを
その空間は待っています。
翌々日はイーサンさん。
そして来週半ばはみんなで来ます。
飲みに(ФωФ)
おつかれさまです!
また来週ー(*'ー')ノ