大正12年人、昭和55年人 | けものみち

けものみち

日記のようなものです。

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「カレーなの?カレーなの?」

カレーなの。
って言ってみたけど‥カレーかなあ?

まあカレーなのかな。



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熱いうちに葱を乗せて、いただきます!

とはいかないのが猫舌です。
のびて、ふつふつ切れるお蕎麦。でもなお熱くて食べられないというジレンマ(;ΦωΦ)



今日は事務所のお客さんのところから引き取る資料を運ぶため
ボスの顧客訪問のお供をしました。

訪問先は大正12年生まれの眼科医の先生。
私も小学2年生の時に、その先生に涙管(に何か起きてたらしい)の手術をしてもらったり
「視力がいいんじゃなくて遠視だった」ということが判明した検査をしてもらったりで、面識があり
今日は色々なお話をうかがいました。

仕事の話は主に先生の奥様と、うちのボスとでしてるので
実は我々ヒマだったのです(笑)

角膜白斑、翼状片といった目の症状のことや
ある大学病院の眼腱下垂の手術の失敗の話など興味深く聞いていました。
そのうち白熱してまいりまして、術前術後の写真のアルバムを置いたローテーブルに
ご自身腰掛けて乗り出してお話をされたりしていたものだから
先生が奥様にしかられたりなどもしつつ(;'∀')

「だってお嬢さん退屈だろうから・・」

柔道のお話、書道のお話などなどもしていただいて
おやつが2回出てお茶が3回出て、なんだか遠い親戚のところに遊びに行ったみたいな
そんな、仕事の日でありました。

うちのボスの訪問の際、先生はたまに奥様に
「あなたが居ると仕事にならないのよ!」と応接室から追い出されることもある様です。
でも仲のいいお二人です。なぜか一つのお茶をお二人で飲んでいらしたりする。

そして先生は密かにすごい手術の腕の持ち主でした。
今はさすがに手術からは引退されていますが、あれこれ、後世への技術の伝達を試みました。
でに誰でもやればできるものではなくて
なかなか難しいようで‥世の患者さんたちのことを気にかけてらっしゃいました。
理論(手術の仕方)自体は教科書等に載っているものもあるそうで、実行できる方が大勢現れることを
先生も、先生を知る私も心から望んでいるところであります。

小2の頃の手術の時、麻酔を嫌がって蹴りまくってごめんなさい。
思えばその頃すでに60代半ばでらしたんだなあ‥
全力で蹴っちゃった(;゚Д゚)
でも、柔道何段と言ってらしたか、まあかなりお強いらしい。どうりで倒せなかったわけだ!



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駅まで送っていただいて、ボスのスモーキングタイムをとるべくカフェに入りました。

ラテアートが可愛かったです。
バイトの若い男の人でしたが、ササッと作っちゃうんですね。器用だなあ‥
あなた、眼科医にならないか?