おっぱいののもとレシピ

お母さんがおいしいおっぱいをくれるからぼくはいつもおなかいっぱい。

おいしいおっぱいのもとは、おばあちゃん。


今日のおいしいおっぱいのレシピ

わく星なる日々-ぼくのおっぱい    わく星なる日々-宮参りの夕食

                 ソーメン2種(モロヘイヤ入り)

ぼくのおっぱい         黒米入り玄米、

                煮物(蓮、小芋、椎茸、人参)

              酢の物(かに、きゅうり)

      もずく汁
 食べたものがおっぱいになる。作った、作ったいいおっぱいのもとレシピ。

おいしいおっぱいのためには食事が大事。牛乳や肉はだめ、脂はだめ、玄米菜食でと凝りにこちこちのレシピつくり。こんなレシピは里から帰ってからの娘には無理なのに。結局、娘のママ友から「何でも食べたけどおっぱいはいっぱいでたし、楽しく授乳してたら赤ちゃんごきげんだよ」と、そこではたと重大なことに気づいた「ばばばか」でした。


「ばばばか」のママ時代は冷凍母乳を里親さんに届けて仕事再開。我が母も産休あけから勤務で、祖母がおっぱいの時間に職場までつれて授乳しにいくかミルク。当時はミルクお勧めの社会風潮(その背景に森永砒素ミルク事件もあった)で「ばばばか」はミルク世代。2世代ワーキングママだった我が家の夢は母乳育児。やりたくてもやれなかった母乳育児にこだわった。何事もがんばりすぎる団塊世代。おかげさまで娘も孫はおっぱいいっぱいのんでまるまるつやつやん、でも「ばばばか」はしばらく料理したくないくらい疲れたのらあ。


で、わかったことは、おっぱいのためには、どんなレシピが良いとか悪いとかはいいきれないこと。母乳育児にとって食事は大事な要素だけれど、いいおっぱいとの因果関係はそれだけではないこと。ママの乳房と食べ物の相性や赤ちゃんがグルメ派か、がっつり食い気派かにもよるし、二人目出産かでも違う、一人一人、一回一回違うのである。(しかし、玄米菜食はいいと多少まだこだわってるばばばかです)

で、方法としては要は一回一回おっぱいの味みて。赤ちゃんの飲みっぷりをみてこれが向いてるというレシピをひとりひとりのおっぱいレシピにしていく、そういうことだった。


子育てに正解はない。ひとりひとりちがっていい。その違いを否定するのではなく、それぞれの「いのちの不思議」を受け入れていくこと、おっぱいレシピから学びました。