うちの旦那は世界中の自然災害を知らせてくれるアプリをチェックしていますが、ここ数日はどういう訳かこのアプリからの警報が鳴りやみません。

 

自然災害というリスクも気になりますが、第三次世界大戦も目前かという中でこのような動画も出回っていました。各個人で意見はかなり異なるかとは思いますが、この動画はかなり中立的にまとめられていて参考になります。

 

 

 

 

 10 Safest Countries If WW3 Breaks Out

第三次大戦が開戦した場合に最も安全な国上位10か国

 

 

 

10.スイス(Switzerland)

世界大戦が始まった場合に核の攻撃は免れなさそうな大国に囲まれつつも、高い山に囲まれていて政治的に中立なため、安全と考えられている。過去の国際的な紛争の際にもスイスは難を逃れている。

 

9.ツバル(Tuvalu)

南太平洋にある国で、地理的にも多くの国から離れているために政治的にも中立性を保っている。また他の島国とは異なり、食料や製品の自給率が高い

 

8.ニュージーランド(New Zealand)

地理的にどこからも離れた辺鄙な場所にありつつも、発展している国。安定した民主主義で、国際紛争に巻き込まれていない。平和的な外交政策のおかげで、世界でも最も平和な国にランクインしている。万が一国内に危険が迫っても山が多くて避難する場所が豊富。食料も豊富。

 

7.ブータン(Bhutan)

中国とインドという大戦の際に間違いなく紛争になりそうな国に囲まれながらも、ヒマラヤ山脈に守られるように囲まれており、陸の孤島状態。1971年に国連に加盟してからは、スイスのような中立的な立場を維持している。そしてアメリカとの外交関係がない

 

6.チリ( Chile )

中米でも最も安定していて、繁栄している国の一つ。地理的にはアンデス山脈に守られている。また北半球は一般的に汚染が深刻だが、南半球は空気や水の汚染が比較的マシ

 

5.アイスランド(Iceland)

平和で中立的な政策のため、2015年のGlobal Peace Index(平和な国指標)で第一位に。また地理的にもどの国からも遠く離れており、大戦の開始で核兵器が多数の国に落とされた場合でも、アイスランドはスルーされる可能性が高い。最悪の場合でも、山が豊富にあるので避難する場所に困らない。

 

4.デンマーク(Denmark)

欧州で開戦した場合、NATOに加盟しており、他の大国と地理的にも近いことからデンマークは危険に晒される。

 

しかしデンマークに属するグリーンランドは例外政治的にも独立・中立的で地理的にも隔離された位置にあるため、生き残る可能性が高い。

 

(グリーンランドの地図)

 

 

3.マルタ(Malta)

地中海に位置する小国。十字軍の時代から世界大戦の時代まで、マルタは他の国が侵略しようとしても常に失敗してきた。マルタの侵略は非常にコストが高くなることが予想される。

 

 

 

 

2.アイルランド(Ireland)

先進国として繁栄していながらも、第三次大戦に参戦が予想されているどの国とも強いつながりがない。外交政策も独立的・中立的。NATOに属さず、さらに国内法上、アイルランドが外部の紛争に関与するためには国連の承認が必要とされている。

 

1.フィジー(Fiji)

地理的にどの国からも離れた南太平洋の国は、他国の侵略が困難。ツバル同様、人口が少なくて中立的な政策国境付近に資源もないため、侵略される危険性が低い。数千年の間、フィジーは人の移住を受け入れてきており、大戦が始まってもその姿勢を変えない可能性が高い。

 

 

 

【コメント】

ここにランクインしている国は、あくまでも純粋に第三次世界大戦の危険性から安全というだけで、その代わりに水没しそうだったり、噴火目前かと言われている火山がある国も多いですね。

 

 

 

 

 

 

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10 Least Safe Countries If WW3 Breaks Out

第三次世界大戦で最も危険な国 上位10か国

(2015年11月に公開)

 

 

10.イスラエル(Israel)

第三次大戦が開戦した場合、イスラエルは国土のほとんどを失うだろう。また食料や燃料を輸入に依存水も十分にないため、近隣国に依存せざるを得ない状況。平和時でさえ、イスラエルは常に危険に直面している。大戦が始まれば、イスラエルとアメリカは中近東に位置する同国を保護するために苦戦するだろう。また外国の支援にも強く依存しているため、同盟国が参戦した場合に支援が受けにくい。

 

また、近隣諸国と友好的な関係にない。(例、エジプトとは5回、ヨルダンとは3回、シリアとは5回、レバノンとは3回、パレスチナとは8回過去に紛争があった) そのため第三次大戦開戦の場合、一番危険な国。

 

9.ロシア(Russia)

冷戦中はソ連が戦争に巻き込まれる可能性が高かったが、近代ロシアについても同じことが言える。この動画の作成時(2015年11月公開)において、ロシアはシリアとウクライナでアメリカとの代理戦争の真っただ中にある。

 

ロシアとNATO(アメリカ)の対立関係はしかし、氷山の一角にすぎない。ロシアのデッドマン・スイッチ(Dead Man's Switch)は常時、ロシア国境付近でのミサイルなどの動向を監視しており、万が一ロシア国境付近で核ミサイルが確認された場合、同システムは自動的に同国のICBM( 大陸間弾道ミサイル )を発射するよう設定されており、一度そのメカニズムが開始さえると、取り消すことは不可能だ。

 

8.イギリス(United Kingdom)

アメリカおよびNATOと同盟関係にあるため、世界大戦が開始した場合には関与を免れない。人口があまりにも密集し、また食料の多くを輸入に依存しているため、開戦の場合には直ちに飢饉になる可能性が高い。またイギリスの核プログラム「Trident(トライデント)」のコストが甚大であるとして、スコットランドが一時停止させている。そのため第三次大戦開戦時には、他国からの核攻撃に対して無力に。

 

7.中国(China)

中国から世界中に水運によって商品が運送しており、そのため交易のある水辺の都市が水陸で核攻撃を含めた攻撃を受ける可能性が高い。中国の軍事力は国家徴兵に頼る部分が多く、論理的には最高で700万人の徴兵が可能だが、国民の負担が甚大。

 

中国は平常時でも紛争の起こる可能性が高い国で、また環境汚染が深刻なために飲料水の供給が2030年までには枯渇することが予想されているが、国際的紛争にばかり関心が集まり、この水問題についてはまったく取り組みがされていない。

 

第三次大戦が開戦した場合、中国から抜け出す好機となり国内での分離活動も活発になることが予想され、悲惨な状況になるだろう。

 

6.アメリカ(United States)

大戦開始の際に、核攻撃を行う可能性が他国に大差をつけて最も高い国。また敵国も自国を守ろうと、アメリカに対して核攻撃を先制する可能性も高い。そうなれば国土のほとんどは居住不可能になるだろう。国土中部は比較的安全とも考えられているが、核ミサイルの多くがこのエリアに設置されているため、優先的に攻撃対象となる。

 

たとえ核が使用されなくとも、いったん開戦した場合にアメリカは小さな地域に分離し、人種や宗教など文化的カテゴリーによって分断されている市民集団が廃墟の中で自らの集団の優位性を確保するために互いに戦いあうだろう。

 

南カリフォルニアだけを考えても、2000万人以上の人口に対して地元の食料・水を確保できていない上に、隣のメキシコの麻薬カルテルの危険性も無視できない。世界大戦で無法状態になった場合、カルテルがアメリカ南西部へ略奪行為を行うことが予想される。

 

5.ドイツ(Germany)

NATOに加盟しているドイツは、リトアニアのような小国であってもNATO加盟国が攻撃を受けた場合に戦争に加担する義務を負う。そのため世界大戦開始した場合、ドイツが最前線となる可能性がある。冷戦中のソ連も西側もドイツを前線とする仮定が常識となっていたが、21世紀になってもその点に変わりはない。

 

4.韓国(South Korea)

第三次大戦が開戦した場合、米軍はまず在韓国の兵力を一部、あるいは全面的に撤退させる可能性が高い。その場合、北朝鮮の兵士数は韓国の兵士数を容易に上回るため、北が侵略を狙うことは確実で、人命が多く失われることが予想される。しかし韓国自身はそれにまったく備えきれていなことを認めている。世界のどこで紛争が起きても、朝鮮半島で紛争が起こる可能性が高い。

 

 

3.リベリア(Liberia)

2010年、リベリアは最も海外支援に依存している国と位置付けられた。つまり海外支援が途絶えると国として存続しえないということだ。さらに同国を経済的に最も支援している国はアメリカで、世界大戦開始してアメリカがその支援を急に停止した場合、リベリアは深刻な食糧不足に見舞われるだろう。

 

 

 

2.ソロモン諸島( Solomon Islands

ソロモン諸島はリベリアに次いで、海外の支援に依存する国の2位で、世界的紛争の際には必要物資が不足することが予想される。さらに経済的な脆弱性に加え、地理的にも第二次大戦中に同国は、オーストラリアやニュージーランドの都市に対する攻撃の戦略的拠点となっており、第三次大戦開戦の場合にも、オーストラリア攻撃の拠点とするためにソロモン諸島を確保するために争いが起こることが必死。

 

1.サウジアラビア(Saudi Arabia)

膨大な石油貯蓄量はサウジアラビアにとって最大の強さとなっているが、第三次大戦が開戦した場合には燃料が不足し、大国が石油資源を確保するためにサウジを侵略しようと試みるだろう。また同国の兵力は比較的小さく、平和維持のために同盟国に依存している。そのため、王国は微妙な立場にある。またサウジ王室は世界的に見ても安定しているとはいえず、破壊的な紛争の際には崩壊の可能性が高い。

 

第三次大戦で開戦場になるだけでなく、食料、水、商業製品を輸入に依存しており、これらの必要物資が不足して食料不足や国内紛争が起こるだろう。

 

 

 

(翻訳終了)

 

 

【コメント】

 

危険な国に多く見られる要因は、

*近隣国と不安定な関係

*食料・燃料を輸入に依存

*アメリカと親密/敵対関係、あるいは依存的な関係

*地理的な問題

*地下資源が豊富

などでしょうか。