プーチンはロシアが非GMOの食品の最大輸出国を目指すと発表

Putin wants Russia to become world's biggest exporter of Non-GMO food
12月3日【RT】https://www.rt.com/business/324605-russia-putin-healthy-food/ より翻訳


© Eduard Korniyenko / Reuters                                                         



ロシアがエコロジー的にクリーンで、質のよいオーガニック食物の世界最大の供給国になるかもしれない、と木曜日にロシアのウラジミール・プーチン大統領が述べています。プーチンはまた、2020年までには食糧を完全に自給できる国になるよう国民に呼びかけてもいます。

ロシア国会でのプーチン大統領:「ロシアにある土地や水資源を考えると、自国に充分な食べ物を供給できるだけでなく、健康的で環境に優しく高品質な食物を世界で最も供給できる国にさえなることが可能です。

特に世界の市場でそのような商品への需要は確実に増加し続けているにもかかわらず、西側の生産者はずっと前にそのような食品の生産を止めていますが」



(ツイッター:ア・ラ・ルッス・フランスのチーズの作り方・ロシア風


大統領によれば、現在のロシアは食糧の輸入国ではなく輸出国になっているということです。


プーチン大統領:「10年前、ロシアは食糧の半分近くは海外からの輸入し、依存している状態でした。しかしロシアは現在、輸出国の一つになっています。

昨年のロシアの農作物商品の輸出は200億ドル(約2.5兆円)に到達しました。これは兵器販売の収入より25%多く、ガスの輸出収入の3分の1に該当します」




(ツイッター:カマンベール・チーズなしになって丸365日。ロシアの食品に対する経済政策が2年目に突入する


プーチン大統領によると、このペースで行けば2020年までにはロシア国内市場は国内で栽培されたもので完全に供給することが可能だろうとしています。

ロシア政府は、9月にはGMO(遺伝子組み換え食品)が含まれた食品の製造に反対する決定を行っていました。



(ツイッター:食品産業の衝撃的な事実
。これを知れば、ローカルな食べ物を食べたくなるでしょう)


欧米の対ロシア経済政策に対する対応として、ロシアはEUやアメリカからの製品の供給に対する通商禁止を行っています。さらにトルコがロシアのSu-24爆撃機を撃墜した後は、ロシア当局はトルコからの野菜や鶏肉の輸入禁止を決定しています。輸入禁止措置は1月1日から有効になります。




(翻訳終了)


****

【関連記事】

ロシアがマクドナルド社を告訴 国内全店閉鎖の可能性も

GMOがポーランド、フランス、イタリアなど15カ国で禁止決定


→「
ロシア政府は、国内でのGMOを加工食品への使用禁止を決定することに」

GMO関連業者はテロリストとして処罰されるべき ロシア議員らが法案を提出

アノニマスがモンサント社HPをダウン モンサント関連ニュース

自家栽培の有機野菜を患者に提供する病院:アメリカ