ネタニヤフの追放を求め、テルアビブに反対派が数万人規模で集結

Tens of thousands in Tel Aviv demand Netanyahu's ouster

3月7日【+972】http://972mag.com/tens-of-thousands-in-tel-aviv-demand-netanyahus-ouster/103883/

 


3月17日に行われるイスラエルの総選挙が行われる10日前、イスラエルのテルアビブにネタニヤフ政権に反対する抗議デモが開催され、数万人が集まりました。

警察側の発表では4万人、主催者側は8万人以上が参加していたとしています。

このニュースは世界中で報道されていますが、西側など多くのメディアは、中東左派が有力だと見ているようです。



 

(写真 Getty Images
 



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つい先日は、イスラエルのネタニヤフ首相は次のような発言をし、これも世界中で取り上げられていました。



ネタニヤフ:自分が時期のイスラエル総選挙で敗北するように「世界中」が取り組んでいると主張

Netanyahu claims ‘worldwide’ effort to ensure he loses Israeli elections

3月10日【RT】http://rt.com/news/239345-netanyahu-worlwide-effort-election/


軍関係ラジオ番組の中で、彼の所属する右派政党リクードを支援する活動家のインタビューに、ネタニヤフ首相が次のように答えています。

「これは非常に厳しい戦いだ」

「リクード党の政権を転覆させようという、世界的で大規模な取り組みがなされており、そのため確実なことは何もない」


 

(画像 Reuters/Nir Elias)




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世界中がネタニヤフ政権に反対なのは、メディアがそう仕組んでいるからというよりは、その前提になる彼らの政策に問題があるからだと思いますが、駄々をこねる子供みたいな発言ですね。



ガザの侵攻などをめぐり、世界的に反イスラエルな雰囲気が強くなっていますが、イスラエル国内でもかなり大規模な反政府デモはボチボチと起きています。あまり大手メディアに報道されることがないのは、いつも同じようです。


古い記事ですが、2012年7月にもなんと50万人が集結する反政府デモがありました。

2012年7月 ・イスラエル デモで男性が焼身自殺を図る(写真と動画)

国民の10%がデモに参加するなんて、国としてのイスラエルは意外と脆弱なのかもしれないですね。





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また海外のユダヤ人からも、イスラエルという国の存在自体に対する徹底的な批判も出ています。




シオニストとロスチャイルドに反対するユダヤ人たち
Jews Against Zionism And Rothschilds  


この動画では、ユダヤ正教の人たちが、次のように話しています。


・ユダヤ教は何千年も精神性の在り処として存在しているが、シオニズムはここ100年程度に過ぎない運動であり、宗教から国家主義・物質主義へ変化したもので、本物のユダヤ教徒でない人間によって作られたもの。

・ダビデの星の下にイスラエルという国を作りたがったのは、ユダヤ人としてのアイデンティティを盗むことで合法性を作り出そうとしたかったから。

・宗教を持ち出すことで、それに反対する人間に対し「反ユダヤ教的」と批判することが可能になり、抑圧することが可能に。

・トルコなどのすべてのイスラム教の国は、ユダヤ人が他の国で迫害を受けて逃亡した際に助けてくれた最も信頼の置ける国。

・シオニストは、政治的で自分勝手な詐欺行為にすぎず、ユダヤ人とはまったく無関係。

・2000年前にトーラー(「モーセ五書」ユダヤ教の聖書)は、ユダヤ人が国家を持つことを厳格に禁止している。





(引用終了)


この動画、この他にも非常に濃い内容です。


世の中、ワクチン詐欺に抗がん剤詐欺を含めた医療詐欺、民主主義という理想を目指しているように思わせつつ、実際には国民にはほとんど権利がないという民主主義詐欺、戦争詐欺、通貨詐欺や為替詐欺、国債詐欺に、二党制という選択肢が与えられたかのように思わせ実は大差ないという二党制詐欺、国民の安全のための法律を管理・実施しているという司法制度は、実は少数の人間の利益を保護するためという法治国家詐欺など限りのない詐欺行為が世界中で行われていますが、建国詐欺まであるんですね~。


建国詐欺と言えば、世界中の神話などを調べてみると、どの話もかなり古いといわれている割にはかなり共通点が多いようで、飛行機もネットもなかった時代に情報がどのように伝達したのか考えると、このような神話はどのようにして世界各地で発生し得たのか不可解ですね。無意識領域で人間がつながっているから、という可能性もありますが。


日本やイギリスもそうですが、○○という神が●●の父親だから●●には国を統治する権限がある、あるいは神が●●に国を統治する権限を与えたから、などといったように、そのような神話を根拠に王権が与えられているというパターンもややあるようですが、神話の出自の怪しさを考えると、そもそも国や君主という概念(権威)自体にどれだけの正当性があるのか怪しいところです。



と脱線しすぎましたが、とりあえず今日のイスラエル総選挙には要注目ですね!