【注意】 「最新のガジェットが大好き☆彡」「今年のクリスマスにはiPadが欲しいな!」という方は、次の記事を読むと気分が悪くなったり、または購買意欲が削がれるかもしれませんのでぜひスルーしてください。





安い物には、必ず、それなりの理由があります。




iSlave

(画像 http://www.peaceandjusticesonomaco.org/islave より)

「Apple社の iPhone6は

原料はコンゴの子供奴隷によって発掘され、

中国に船で送られた後は組み立てられ、その後、従業員は工場窓から飛び降り、

貧困層レベルの給料をもらっているアメリカの小売従業員によって販売されています」






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24時間強制的に立ち続け、自殺防止ネット、毒物への被ばくと爆発・・・Apple社にiPhoneを製造している中国の工場内部の様子


'Forced to stand for 24 hours, suicide nets, toxin exposure and explosions': Inside the Chinese factories making iPads for Apple

2012年1月【DailyMail】http://www.dailymail.co.uk/news/article-2092277/Apple-Poor-working-conditions-inside-Chinese-factories-making-iPads.html


異常なまでに長い残業があり、さらには一週間、一日も休みもないまま働き続け、人の多すぎる大部屋に共同で寝泊りし、そしてあまりにも長い時間立って作業し続けているために足が腫れて、24時間シフトの後にはあることさえままならない・・・


中国国内のApple社の製造センターで、一部の従業員が主張している彼らの生活の様子である。この工場では、Apple社の有害な廃棄物が誤った方法で処理され、また不適切な記録が行われていると伝えられている。

2年前、中国国内の供給企業でiPhoneのスクリーンを洗浄する毒性のある化学物質が使用され140名近くの従業員が負傷。そして昨年には爆発が2度起こり、死者4名、負傷者75名以上がでている。

これらの工場で爆発が起こる前に、カリフォルニアを拠点とする巨大ハイテク企業は、中国南西部にある成都工場内の有害な環境に対して警告を発していたとNYタイムズは報道している。

MITの労働安全に関する専門家Nicholas Ashford氏(NYタイムズ):「アップルが警告して行動を起こさなかったのであれば、非難に値します」

米労働局の元アドバイザー:「しかし、ある国で道徳的に不快なものであっても、他の国ではビジネス上の慣習として受け入れられており、一部の企業はそれを悪用しています」

成都の工場に張られている横断幕には、12万人の従業員に対して次のような警告文が記されている。

「今日、必死で仕事しなければ、明日は仕事を探すのに必死になるだろう」


(イメージ画像 http://www.politicalforum.com/other-off-topic-chat/374348-what-knowledge-skills-required-manager.html)


仕事に遅刻した従業員は、しばしば、懺悔文を書かされるという。


Apple社が前四半期中に460億ドルの売上に対し、130億ドルという途方もなく大きな利益を上げた直後であったため、このニュース報道はより一層大きく取り上げられたもの。

しかし同社は、海外の工場にさらなる生産を求めているという。

(photos)

Apple社の幹部はここ数年で工場内の環境は改善されたとし、労働と安全性に対する行動規範を供給工場に発している、と主張しているが、労働支援運動グループによると問題は依然として存在しているという。

Apple社が監査を行った供給企業の半分以上は、2007年以降、毎年少なくとも行動規範の一つ以上を破っており、さらに一部では違法行為さえおこなっているケースもあることが企業報告には記されている。

2009年、フォックスコン社のある従業員はiPhoneの試作品を紛失させた後、アパート建物から飛び降り自殺をした。また、NYタイムズによれば2年の間に自殺を試みた従業員は18名に上るという。

自殺防止のために自殺防止ネットが設置され、フォックスコン社はより望ましい精神衛生治療を提供し始めている。


(写真 自殺防止ネット)



Li Mingqi 氏はApple社のパートナー、フォックスコン・テクノロジーに雇用され、昨年春まで成都工場の管理をサポートしていたが、そこで爆発が起きた。彼は現在、フォックスコンによって解雇されたことに対し訴訟を起こしている。


Li氏(NYタイムズ):「Apple社は製品の品質の向上と生産コストの削減以外には、まったく興味を持っていませんでした」

「従業員の福利など、彼らには一切の興味を持っていないのです」



成都工場で起きた爆発事件は、iPadの発売後3週間後にアルミニウムの粉塵の蓄積が原因で起き死者を出した。Apple社の徹底的な調査にもかかわらず、7ヵ月後には上海で爆発が再度起きている

Apple社元重役によると、一部の工場で強制労働が行われていたことを同社は4年間は認識していたと主張している。
「そして(強制労働は)依然として行われています。このシステムがわが社にとって機能しているからです」

供給企業は、Apple社向けの製品に対しては、最小限のマージンしか認められておらず、同社の重役は常に供給企業に対し、部品のコスト、従業員数および給料額に関する詳細を毎回、確認しているという。

しかし同社のパートナーWintek社では、スクリーンに毒物を塗布する際に、その毒物はアルコールよりも蒸発が3倍早いため毒物に被爆しているという噂が流れた時には、ストライクが起きている。


昨年10月に死去したApple社の共同創設者スティーブ・ジョブズ氏は2年前、Apple社は「私たちの供給チェーンの労働条件を理解している」世界的なリーディング企業であると話している。

彼によれば、工場にはレストランや映画館、病院やプールが設置されていると話している。一方、従業員はそういった施設は感謝しているが、労働条件はそれでも過酷であると話している。

フォックスコン社によれば、立ちっぱなしで勤務する従業員は20人に1人しかおらず、「非常によい安全性に関する記録」があるとし、「過酷だなんてとんでもない」と同社の労働環境について話している。

しかし2006年にMail on Sunday紙が、iPadを製造しているフォックスコンの成都工場を訪問しているが、その際、私たちは長時間労働、過密なドミトリーそして罰則を報道した際にApple社の重役に衝撃を与えている。

「私たちは、よりよい製品をつくるために、必死でがんばっています。しかし、ほとんどの人はiPhoneの製造元の状況を見ると本当に気分が悪くなるでしょう」(Apple社の前重役)


(翻訳終了)




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【コメント】

少し前の話ですが、
日本語では詳細なニュースがあまりないようなので翻訳しました。

中国の電子機器を製造している工場では、同上の企業ならず依然として労働環境の劣悪なところが多いようです。






Who Pays the Price? The Human Cost of Electronics
(誰が代償を払うのか?電気製品生産の人的被害)

http://www.exposingtruth.com/see-human-cost-iphone-will-shock/ より


中国の若者の多くが、輸出品製造の工場に勤務しているそうですが、その中でもベンゼンなどの有害な物質に、ほとんど安全対策もないような状態で勤務しているため、白血病などにかかる人も多いようです。

この動画でインタビューを受けた白血病の若者は、インタビューの後、自殺しています。