「モンサントがウルグアイで遺伝子組換えのマリファナの特許を申請することに
(Monsanto plans to patent genetically modified marijuana in Uruguay)」
http://www.naturalcuresnotmedicine.com/2014/05/monsanto-plans-patent-genetically-modified-marijuana-brand-uruguay.html
Natural Cures Not Medicine をはじめとするサイトで、最近、次のようなニュースが出回っています。
以前にアメリカの各州で大麻使用(娯楽用・医療用)が合法化されているというニュースをまとめた時に、巨大なビジネス利権になるんだなと思ったのですが、ひょっとしたら何か裏があっての大麻合法化の動きなのかもしれません。
この動きにも注目したいと思います。
次に翻訳した記事は一年前のもので少し古いのですが、GM作物についての説明がとてもわかりやすいのでご紹介させていただきました。
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「モンサントが医薬用大麻商戦に参入か?
(Is Monsanto Ready to Enter The Medical Marijuana War?)」
2013年8月14日【The Wild Side of Chicago】http://www.chicagonow.com/wild-side-chicago/2013/08/monsanto-ready-to-enter-medical-marijuana-war/
医薬品としての大麻(マリファナ/カンナビス)が幅広く合法として認可される動きが広がっていますが、このかつては違法だった換金作物を使って合法に稼ぐことができることに気がづいた人が増えているのは、驚くようなことでもないでしょう。
イリノイ州でさえ医療用大麻に関する法律が採択されましたが、シカゴでは処方箋のある患者であれば大麻を買うことが合法になる予定となっています。
巨額のビジネスになることが約束されている大麻ですが、農作物を取り扱う巨大企業、モンサント社までもが遺伝子組み換えされた大麻を販売することになる可能性があるようです。
*モンサントって邪悪なの?*
モンサント社は、その農作物産業を支配している様子や、ミツバチの大量死に一役買っているのではないかという疑いがかけられるなど、最近は多くの悪評がたてられています。
モンサント社は、ミズーリ州を本拠とし、アメリカの農業界に遺伝子組み換えの種子を供給する企業として優勢を誇る公開企業です。
また、「Natural News」のウェブサイトでは、モンサント社は最近、「もっとも邪悪な企業」に選ばれていました。二位のBP(ブリティッシュ・ペトロリアム、イギリスの大手石油会社)がほんの9%の投票を得ていたのに対し、モンサント社は51%の票を獲得していたのです。
モンサント社の遺伝子組み換え種子は、一般的にラウンドアップ(Round-Up)として知られている除草剤に対しての耐性を持つように遺伝子を組みかえられた植物の種子です。
この除草剤はGM作物以外のあらゆる植物を枯らしてしまいますが、遺伝子を組みかえられた作物はこの除草剤に対する耐性を持っていて、他の植物と比較すると、作物同士の距離が従来の作物よりも狭くても育つため、農家は同じ農耕地で、より多くの収穫を得ることができます。
これらの種子は「ラウンドアップ耐性」のある種子として知られており、農家は収穫期毎に新しい種子を購入しなければなりません。
モンサントは、同社の種子を正式に購入せずに作物を栽培していた小規模の農家に対して訴訟を起こしています。
訴訟の一例として、ある農家は、ある収穫期に種子を採集し、次の生育期に新規に種子を同社から購入せずに、その収穫した種子から栽培したため、モンサント社に対する不正行為を行ったとして8年の懲役刑を受けています。
また、2012年に商業用ミツバチのコロニーの全滅が流行した際には、遺伝子組み換えの種子が大きく関連していた容疑がかけられました。
この異常事象が起こった時、国内の50%近くのミツバチの数が死にましたが、特にカリフォルニア州の農家が最も深刻な大打撃を受けています。
ミツバチが遺伝子組み換えの種子から発芽した作物に接触した後、ミツバチが死亡したのはGMの種子に埋め込まれたネオニコチノイドが原因ではないかと言われています。
*モンサントと医療用カンナビス戦略*
農業界の巨大企業であるモンサントが、GMO植物の最大の生産業者として医療用カンナビス産業に身を乗り出すことを次のステップに考えていたとしても、論理的に納得のいく動きかもしれません。
アメリカの研究室ではすでに、遺伝子組み換えがされた大麻の株をテストや研究で使用されています。そして近い将来、合法的に入手可能な大麻の需要が急上昇することは確実でしょう。
モンサントはRNA干渉の研究を行っており、医療用カンナビス商戦においてすでに一歩先をいっているようです。
同社は「RNAi」と名づけられた新しいテクノロジーに対し、何百万ドルもの投資を行っています。RNAiがあれば、植物の色を変えたり、昆虫が消化しにくいような植物を作り出すなど、様々なことを操作することが可能になります。
医療用カンナビスに関しては、RNAi技術によってより大型で強力な株を作ることで能率よく市場を独占し、大麻の合法的な需要をカバーすることが可能になります。
カナダでは、カンナビスの大規模な栽培業者が通信販売で販売することを認める新しい法律がありますので、このシナリオが現実のものとなる一歩先を行っています。
このような変化の中、遺伝子を操作されたマリファナが消費者の元へ届くようになるのは、想像よりも早いかもしれません。
モンサント社は、自社の製品は人間が消費しても安全だと言い続けている一方で、それは事実ではないと言う議論が幅広く行われています。
モンサント社の株主にとって医療用カンナビスへの着手は勝ったも同然の動きであるかもしれませんが、同社の製品のエンド・ユーザーにとっては「買った後では手遅れ」の典型的なケースになる可能性もあります。
(翻訳終了)
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「 」
「出てけ モンサント!!
ノーーーーーーーー!!!
チェ!」
ということで、モンサントが、アルゼンチンだけでなく地球から一刻も早く出て行ってくれますように☆彡 チェ!