「これが本物か?あるサイトが、コカコーラ最大の企業秘密の調合法が明らかにされたと主張

(Is this the real thing? Site claims to have uncovered Coca-Cola's top secret formula )


2011年2月15日【dailymail】http://www.dailymail.co.uk/news/article-1356810/Coca-Cola-recipe-Top-secret-formula-uncovered-This-American-Life-website.html より翻訳


1886年にコカ・コーラが作られてから、正確なレシピは厳密な秘密として隠されてきた。

唯一の公認で書面に記されたコピーはアメリカ国内の銀行の金庫に保管されており、社内でコカ・コーラの独特の風味を出すための完全版レシピを同時に知っているのは二人だけであるとされている。


しかし今、あるウェブサイトが、この飲料に使われている原料や分量を記したリストを発見したと主張し、125年のほぼ完全な秘密が破られようとしている。


問題のリストは、実は1979年に、コカ・コーラ・アメリカのホームタウンであるジョージア州アトランタの地方紙の記事でつつましく報道されていたものであるが、誰もこの重要性に気がついていなかったもの、と伝えられている。


このウェブサイト、Thisamericanlife.orgでは、32年前のAtlanta Journal-Constitution –紙の28ページ目に埋もれるように掲載されていたのは、噂によるとコカ・コーラの発明家であるジョン・ペンバートン氏のレシピを複写した写真である、としている。


このレシピは薬剤師ペンバートン氏の友人が書き留めたもので、世代を渡って伝えられてきたものであるということだ。


現在のコカ・コーラの缶には、その特別な原料については「天然風味料」とし、その他カフェインや炭酸水、砂糖、リン酸や着色料(カラメル色素E150d)とだけ表示されている。


Thisamericanlife.orgは、飲料の歴史の専門家であるマーク・ペンダグラスト(Mark Pendergrast)氏に専門的助言を求めたところ、この歴史家はこのレシピはコカ・コーラのスローガンの言う通り、「本物(the real thing)」である可能性があるという。


マーク・ペンダグラスト氏:「調合の一つのバージョンであることに間違いないと思います」
これが本物だとすると、現在200カ国以上で販売されている、世界でも最も有名なブランド商品の一つの秘密が暴かれたことになる。2010年、イギリス国内の食料品で年間販売額が10億ポンド(約1,600億円)で第一位に就いた最初のブランド製品となった。


コカ・コーラ社がこれほどまでに競合社から、そのレシピの秘密を守ろうと必死だったのは、これが理由だったのかもしれない。


同社の初代代表取締役の一人であったアサ・キャンドラー(Asa Candler)氏は、この「聖域」のレシピが怪しい手に盗まれることを心配して、レシピが書き出されることが絶対にないようにしたのだ。


彼は、原料の容器からすべてのレベルを剥がさせて、見た目や匂い、棚のどこに治められているかによって原料を特定していた。


また、レシピの肝心なものには「7X」という名前が付けられており、より神秘的な雰囲気を醸し出している。


キャンドラー氏は会社の手紙さえも自らチェックし、原料の請求書を取り除いていた。会計部の人間が、競合社にレシピを密売することを恐れてのことである。


ペンダグラスト氏:「コカ・コーラ社がいつも言っていましたし、私が知っている限りではこれは本当です。またどの時点でも、この7Xの風味原料の調合を知っているのはたった二人だけでした」


「飛行機の墜落を恐れ、この原料を知っている二人が同じ飛行機に乗ることは絶対にありません。これは注意深く伝えられてきた秘密の儀式で、調合を記したものは銀行の金庫の中に保管されています」


最近では、コカ・コーラ社に対し、その調合を公開しようと一連の法的な異議の申立てで自社を抗弁していた。


1977年、同社はインドから撤退をした。インド政府に暴露することを避けるためだ。


同社がコーラのレシピを暴露に最も近付いたのは、コカ・コーラ社が、コカ・コーラには元はコカインが含まれていたが、その麻薬(コカイン)は1900年代初頭には取り除かれた、と認めた時だ。
発見されたレシピが現在も使用されているものと同じかどうか、あるいは当時から原料を変えたことがあるかどうか、については不明だ。




(翻訳終了)



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(最近、Facebookで出回っている写真)

この新聞記事と原料が同じだったサイトより、原料を引用させていただきました。

「奥が深すぎるコカ・コーラ 鉄壁のレシピ(NAVERまとめより)


【コーラシロップ】

■コカエキス・・・3ドラム(約11.1ミリリットル)
■クエン酸・・・・3オンス(約84グラム)
■カフェイン・・・1オンス(約28グラム)
■砂糖・・・30 <※分量は、写真からはっきり読み取れなかったとのこと>
■水・・・2.5ガロン(約9.5リットル)
■ライムジュース・・・・2パイント1クォーター(約1リットル)
■バニラ・・・・1オンス(約28グラム)
■キャラメル 1.5オンス(約42グラム)<※着色の度合いによっては、これ以上>

【7X 香料】(5ガロンのシロップに対し、2オンス混ぜる)
・アルコール 8オンス
・オレンジオイル 20滴
・レモンオイル 30滴
・ナツメグオイル 10滴
・コリアンダー 5滴
・ネロリ 10滴
・シナモン 10滴



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【コメント】

これが本物なのでしょうか。信憑性はありそうですが。

アルコールやコカのエキスが入っているんですね。

でも思ったよりもずっとよさげでびっくりしました。

「コーラにはコカインが入っている」という都市伝説、実は本当だったんでしょうか。