グローバルエリートが統制力を失いつつあることを示す10の兆候」


9月8日【ACTIVIST POST】http://www.activistpost.com/2013/09/10-signs-global-elite-are-losing-control.html?m=1



グローバル・エリートに、これまでのツケが一気に返ってきている。シリア攻撃に向かおうとしている一部の権力者らが壊滅的な敗北に突き進んでいるなど、彼らエリート集団が人類に対して持っていた統制力が急速に失われつつあり、その兆候があちこちで見られ始めている。


過去10年の間、グローバル・エリートは世界に対する統合権力を確立しようと狂ったように突き進んでいた。


アメリカン・コミックの悪者のようだが、世界統合は常に彼らの目的であった。しかし911事件の後、エリート層の計画は過熱状態になり、2008年の財政危機には暴走し始めていた。


しかし、人類は自らの自由意志によって導かれるべきであり、家畜のようにコントロールされるべきではない。そのため彼らの計画は失敗という運命を免れないであろう。エリートが人類を統制しようとするほど、無秩序化が進むことになる。


エリートたちは、依然として大衆の上に築かれた莫大な富による優位を満喫している。しかし、かつて暴君のように振る舞うことで統制力を保っていた彼らも、今ではそのような振る舞いをあきらめたようだ。


つまり逆に言えば、これまで長い間、隠され続けていた彼らのダークな一面が見え始めたということだ。もうこれ以上隠し続けることはできない。


人々は集団として目覚め始めている。少なくとも、エリートたちがフルスペクトラムのマトリックスの刑務所を築くスピードと同じ速さで。ヤツラの最後のあがきを見届けよう。


ビクトル・ヒューゴの名言:
「機が熟したアイディアは、戦車で止めることは不可能だ

(No army can stop an idea whose time has come)」


エリートが大衆に対するコントロールを失いつつある、という10の証拠を次にあげよう。


1.政府の嘘がもう、通用しない


政府がどんな嘘を言っても、もう単純に通用しないというだけだ。

かつて、政府が嘘、特に戦争や平和についての嘘が信じられていた時代があった。なぜなら、そんなことで嘘をつくなんて、あまりにも邪悪すぎて誰も疑おうともしなかったからだ。一般的に生か死かという状況の中においては、人は真実を話されてているものと信じたがる生き物である。


オオカミ少年はどうやら、一回だけ余計に嘘をついてしまったらしい。今の時点で、もし彼らが本当のことを言ったところで信じる人間など少ないだろう。



写真:a sheep no more

「ホワイトハウスが書いたニュースの原稿を、

大手メディアがそのまま報道するように!」


2.政治家に対する信頼感がなくなった

アメリカの政治家に対する支持率はごく微々たるものだ。アメリカばかりでなく、世界中で政府に対する信頼感は史上最低となっている。マスコミによる世論調査によれば、国会を信用している国民はほんの10%に過ぎないという。


別の言い方をすれば、国会議員が政治的に統治する法的資格がない、と考える国民が90%いるということだ。

次の動画は市役所で撮影されたもので、三人の男がアメリカ上院議員のジョン・マッケーン(John McCain)に直接向かって、国家反逆罪によって逮捕させるぞと脅迫している様子である。

一年、二年前だったらこのようなことが起こるとは、絶対に考えられないことであった。




操り人形の政治家  操る糸は目には見えなくとも・・・



3.メディアに対する信頼感が失墜

最新の世論調査によれば、国民の77%が大企業のテレビのニュースを信用していないことがわかる。支配者集団側のメディアは、シリア政府が化学兵器を使用しているという嘘を報道していたが、その嘘を誰も信じないなんて意外だったろうか?


支配者集団が放送電波に対して独占的な力を持っているにもかかわらず、官僚たちが「黒は白です」と話し主要メディアが同じことを主張しても、誰も信じなくなっているのだ。



「日本政府が福島原発からの汚染水の流出を認めた。

マスメディアはこれまでどおり、沈黙を保っている」



4.銀行家が排斥される

最近、ハンガリーが国際的銀行(IMF)の銀行家を解雇し、国民を負債と言う名目で奴隷化させていた過去の首相らに対し告訴することを検討している。これはアイスランドの革命をお手本にしたもので、これに続いた国としてはハンガリーが一番乗りとなった。


たとえ各国がそのような事態から逃げ出そうと裁判に出頭しなかったとしても、このような傾向は続くだろうから目を光らせてみるとよい。




IMFが世界各国を『負債』という罠に陥れ続けている



5.バチカンが突然、これまでの所業を一掃し始めた


ローマ教皇ベネディクト16世の在任中、子供を性的に虐待していた神父を隠匿しようと裏工作をしていた事件や、不正資金浄化や詐欺罪など幅広いスキャンダルがバチカンからも流出した。

教皇ベネディクトは突然引退し、ずっと好人物そうな新教皇フランシスにその座を明け渡したが、これは前代未聞な行動である。教皇フランシスは、平和質素という教会の評判を取り戻そうと猛烈に働き続けている。この動きは心からの誠実なものか、単なるPRキャンペーンなのかはわからないが、どちらにしても教会が失いつつある信用を回復させるためにこのような劇的な方向転換を行わざるをえないところまできている、といえよう。




「写真左:現(前)ローマ教皇ベネディクト16世  ヒットラー青年隊

写真右: ヒットラーの教皇  ピウス12世 『聖人』??」



6.兵士らによる反乱

政治的声明を行うことが法的に禁じられている兵士らがとうとう、アメリカ軍部の冒険主義に反対する声明を絶え間なく話し続けている。

アインシュタインの有名な言葉を引用しよう。

兵役を拒否する若者(男女)こそが、戦争のない世界(の実現)への先駆者である






7.警察の軍事化


軍事的な警察国家の建設、特に国内の市民の暴動など社会不安で戦闘するよう訓練を受けた警察力こそが、エリート層が権力を失いつつあることを示す兆候の中でも最もダークなものの一つであろう。

・戦車や他の戦闘ギアで身を固めた地元警察が、フュージョン・センター(Fusion center、米司法省内の情報共有センター)で連邦捜査局と連携している

・歴史上始めてアメリカ本土で陸軍が軍事活動を行っている

NSAが有するスパイ情報網は国税庁(IRS)や麻薬取締局(DEA)にも使用されている

・NDAA法のもとではアメリカ国民に対する適正な法手続き(による保護)が消し去られている

これまで専制的な政治をほんの少し実施するだけで、エリート層の犯罪者は国民の反発から保護されてきた。


エリート層が恐れているのは明らかだ。彼らがアメリカ人や憲法に対して行ってきたことを、彼らに対しても行うべきではないだろうか。






「私は 任務を 遂行して いるだけです


命令に 従って いるだけ です」




8.世界各地で本格的な分離運動が活発に


大きな政治単位(国家など)からの脱退はかつては超過激派的な考え方であったが、現在はそうでもないようだ。

アメリカのコロラド州やカリフォルニア州の一部では、分離運動が優勢になりつつある。

ヨーロッパでは、スペインスコットランドなどで本格的な分離運動が活発になり、EU加盟国の中でもEUからの脱退を考え始めた国もいくつかある。

権力の分散化=無秩序!



「何千ものアメリカ国民が アメリカ合衆国からの分離を望んでいる」

写真:Veterans Today




9.GMO食品が世界各地で拒否される


食料を統制する者が、人民を統制する。


理論上は真実であるが、現実的にはもう少し複雑だ。モンサントのようなGMOをリードする企業に関する情報が暴露されている。彼らの経済的・政治的権力をもってしても、農薬まみれのフランケンシュタインのような食品の危険性に関する知識が広がるのを防ぐことができないようだ。


アメリカ国内世界中でGMO作物の農場が燃やされ、情報を得た国家からはGMO作物・製品が拒否され、表示義務を定める法律(を求める運動)が押し進められている。


「5百万人の農家がモンサント社に対し 77億の損害賠償を求めている」

写真:Raw for beauty



10.カンナビス(大麻)の合法化


読者の多くは、大麻の合法化など大した意味のない動きだと思うかもしれない。


しかしこれは、エリートの権力が崩れ始めている重大な節目なのだ。巨大なリソースが大麻の違法化のために費やされている。大麻は年齢を問わず、肉体・精神・魂の健康に対する強力な薬であるためだ。


たった一種類の植物であるが、権力構造およびその関連産業に対しては大きな脅威であり、それゆえその違法性は意味がなさないように思われる。


大麻使用の禁止という専制的政策が世界的に逆行し始めているが、これが第一弾となって様々な利権が国民の手に戻ってくるであろう。


地図:libertysnippet.com


濃青:合法、ほぼ合法

薄青:非犯罪化

オレンジ:違法だが法的強制力はない

赤:違法であることが確認されている

ピンク:おそらく違法

黒:地方によって異なる

灰色:情報なし






地図:http://pfrowan16.wordpress.com/2013/04/07/legalization-of-marijuana-attracts-big-time-investors/


「2010年 アメリカ合衆国内の大麻取締法の改正状況


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【コメント】

個々のニュースは確かに、一部のメディアでは連日のように報道はされているんですけど、こうしてまとめてあると全体像が見えやすいですね!


こういったニュースは、あまり日本で報道されていないですが、それは一体、どうしてなんでしょうか。