2012-04-01 19:28:48

本の魅力

テーマ:ブログ
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正直、本屋のタレント本のコーナーに行くたび、げんなりしていました。
男性芸能人は、活字がメインの本がほとんどなのに、女性芸能人の棚にあるのは、スタイルブックばかり。
一冊一冊を手に取れば、どれもがとても可愛いし、素敵な本ばかり。
だけど、ボロボロになるまで読める本、数年後読み返して廃れない本が、一体この中にいくつあるのだろう、と。
そして、「オシャレ」の最後のほんの少しの活字部分に、「挫折」を入れてバランスをとっている感じが短絡的すぎて、違和感をおぼえた。入れないほうが貫いていて、かっこいいのに。
もちろん、その分かりやすさこそが魅力だし、親近感ももてるのだろうし、私にはないその人の存在自体のカリスマ性が圧倒的なわけだから、それはすごく素晴らしいことなのでしょうけれど。
だから基本的にはスタイルブックは好きなんですよ、私。実際私もいくつか持ってるし。
中には、カラッとしたスタイルブックもあるからそういうのはほんとに最高ね。
ちょっと辛口ですかね、ごめんね。
いや、ある編集者とプライベートで話したとき、「闘病記とか衝撃告白とか入れて、うちで出しましょうよ」と言われ、ブチ切れたことがあってね。
私は持病があるし、告白すれば世間を騒がせることなど簡単なネタも山ほどある。
でもそうじゃないでしょ?
読者に、闘病の怖い思いや、卑しさを引き出すようなまねは決してさせてはいけない。
自分が経験したそういう思いから模索して、やっと見つけた柔らかい部分だけを提示するのが私の仕事。
告白するなら、「病気だけど仕事もできるし、楽しいよー」とか希望をさ。
怖がらせちゃ、絶対ダメ!
それに芸能人がよく言う「鬱病になりそうだった」という告白もよくない。
「鬱病だった」は、鬱病の人も鬱病になりそうな人の気持ちも理解できるから代弁者になれることもあり得るけれど、「鬱病になりそうだった」は、鬱病の人をすごく傷つける。
共感なんて全くできない。鬱病をナメられた気持ちになる。
すごくすごく傷つけるから、そんな告白、絶対しちゃいけない!
…。
ふぅ。またアツくなってしまった。

にしても、女性の活字メインの本の少なさたるや…。
活字好き、かつ女性芸能人の私は、何とも言えぬ気持ちになっていました。
そして今年の頭、「いいよ、そんなの入れなくて」という出版社と出会い、水面下で話し合いを進めてきました。

活字メイン。
ゴーストライターなし。

書籍化を前提に、長文で書き始めたネオン堂。
出版社サイドから、ライトなブログ本にはしたくないから、加筆修正はもちろん、大幅な書き下ろしを加えたセルフカバーエッセイというかたちで発売します。という意向を聞いて、本当に嬉しかった。

執筆の大変さは、小説『こぼれる』の30分の1くらいだけれど、だけどやっぱり苦戦は強いられますね、どうしても。
でも、小説に比べれば超余裕。
元々書きためた分量が、上、中、下巻出せるくらい膨大にあるので、ガツガツ削ることに抵抗もなく、むしろ気持ちがいい。
小説だと、3ページ削るのも泣けるから。

眠れない夜に枕元に置けるような、あるいは読者のかたの日記帳の横に置いてもらえるような、そんな本を目指します。

良い意味でパンチの効いてない本。
余計なもののないシンプルな本。
メンタルが元気なときに読んでも、何とも思わない本。

そんなん売れるかっ(笑)!

売れなくても、買ってくれた人が何年も大切にしてくれる本。

何よりそこを目指して、張り切って、引き続き執筆に勤しんでいきたいと思います。


あ。Twitterは、この詳細を随時お伝えするために始めたのよ。
そういうわけでした。

お楽しみにね

明日も良き1日を

ごきげんよう



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