日本人は禁断の扉を開けてしまったのではないのか? | 健康と美容の伝道師と評される、マサのゆる~い奮戦記!?

日本人は禁断の扉を開けてしまったのではないのか?

 なかなか収束の見通しがつかない福島原子力発電所です。
 政府の来年・1月までには安定状態に持っていく・・・

と言うのは過分に政治的思惑の絡んだ見通しだということです。

 (見通しが甘いと言うことです)


 事故後、すでに25年が経過するチェルノブイリの4号機さえ、未だ予断なりません。


 そもそも日本が地震大国であることは周知の事実。

 地震の少ない大陸なら、そして大量の冷却水が河川から取水でき、津波のリスクが無い内陸ならまだしも
地震多発地帯の狭い国土の海岸線に日本人が原子力発電所を作ってしまったことは、
まさに絶対にやってはいけない事を最悪の方法で手を染めてしまった・・・と言えます。


 経済優先の為に禁断の扉を開けてしまったのです。


 それも、使用済み核燃料を始めとした放射能汚染物質の最終処分場や処分方法さえも確立していないうちからの見切り発車です。

 お金さえ積めば、(自分たちから)どこか遠くの?の自治体が最終処分場を引き受けると考えたのでしょうか?

 

 しかも、日本は世界で唯一の被爆国です。

 放射能汚染や被爆の恐ろしさは身にしみているはずだったのではないでしょうか?


 電力各社の思惑も絡んで、「計画停電」と名うったイベント?も実行されました。

 原子力発電の反対運動を避けるためです。

 電気が足りないとこんなに不便だよ・・・と知らしめるためです。

 すでに計画停電の為に実被害が起きています。


 当初の東京電力の夏場電力供給見込みには揚水発電などの発電力量は計算されていませんでした。

 揚水発電は緊急時の対応用ということですが、今こそが緊急時なのではないでしょうか?

 どこか考え方が間違っていませんか?


 たとえば、どんなに大きな火力でも、燃料の供給を遮断したり、酸素の遮断、水などで冷やせば消すことができます。

 原子力発電は燃料を遮断しようにも燃料の遮断ができないのです。

 かろうじて制御棒がブレーキの役目はしますが、瞬時に原子の火が消えるわけではない。

 酸素を遮断しても水で冷やしても、いつまでも残り火は高熱を発生し続けます。


 原子力発電の研究費や開発費をメタンハイドレートの掘削研究開発費に振り向けたらどうであろう?

 原子力より、ずっと安全で取り扱いも容易であろうと考えます。