東日本大震災後・自分の得意分野を生かそう! | 健康と美容の伝道師と評される、マサのゆる~い奮戦記!?

東日本大震災後・自分の得意分野を生かそう!

 3月11日に起きた震災の翌日から、初めてのお客様から

「ミネラルウオーターは有りませんか?無ければお茶でも結構です」という電話が入るようになった。


 その理由は弊社はもともと清涼飲料水の卸問屋です。

 きっと、人づてに聞いたり、古い電話帳を見てかけられたのでしょう。

 

 一日のうちのミネラルウオーターとお茶の在庫は無くなってしまいました!

 お客様のひとりに聞いてみると

乾電池や懐中電灯などと一緒に関東地方の子供さんや親類に送るのだとか・・・


 市内のスーパーや量販店を覗いてみると、それらが販売されていたであろう棚から商品が消えていました。



 震災後は少しでも被災地の助けになればと・・・
あなたと同じように私も、職場や業界、地域、

その他の所属団体や買い物先のお店などで、何度も何度も募金をさせていただいています。

 しかし復興には長期にわたる支援が必要です。

 これからも、機会があるごとに募金も続けなければならないでしょう。


 また、とりあえず自分にできることとして、節電はもちろん、ガソリンや灯油の節約、
すぐに必要としないものは買いだめをしないなど誰にもできることを実践していました。
 

 しかし、何か心が釈然としません。
 自分にできることは他に無いのか・・・

 ボランティアの受け入れ体制が整った地域も有りますが、
私自身に事情がありまして今は行けばかえって足手まといになりかねません。


 そんな中で地震の翌日にミネラルウオーターとお茶をたくさん購入いただいた

新規のお客様から再び「水は有りませんか?」と問い合わせが有りました。


 


 既に発注してある分の商品の返事もなかなか来ないので、

キリン、サントリー、大塚製薬などの

大手メーカーに問い合わせましたが、どのメーカーにも直ぐにまわせる在庫は無いとの事。
 
 その日の夕方、都内の金町浄水場水から

1キログラムあたり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたニュースが入りました。


 乳児をもつお母さんが、
たった500ミリリットル入りの数本のミネラルウオーターを購入するのに
数件のスーパーやコンビニを探して回ったとテレビで報道されていました。
 該当地域には乳児一人当たり3本のミネラルウオーターが配布されました。

 翌日のニュースでは水道水の放射性ヨウ素の値も下降し、沈静化したかと思ったのですが、
以前にもまして弊社へのミネラルウオーターの問い合わせが増加したのです。

 みんなが心配、不安なんだ!
 ミネラルウオーターの在庫が豊富に有ればみんなの不安が払拭できるのに・・・
 
 そう考えていた矢先、今までは飲料水の取引をしていなかった企業
 (飲料水の取引は無かったのですが、他商品の取引実績は有りました)から
 「タンク入りのミネラルウオーターは?」というオファーが!!!

 「在庫は有るの?」と聞いたら「現状はキツイですが増産体制に入っています」との事。

 そうだ!これだ!
 もともと清涼飲料水の卸問屋なので、安全な飲料水を安定提供する事は自分の得意分野だ!


 しかも従来、飲料水は重く、送料もかさむので地域密着の飲料水問屋でした。

 しかし、このメーカーは直送すれば日本全国、送料無料で送ることができると言うではありませんか!

 ネットで提供できれば、今、最も不安を抱いている地域の方々に喜んでもらえる!
 これは被災地はもちろんのこと、社会全体にも貢献できる支援になる・・・と確信しました。

 


 日本一おいしいと評される、名水百選に選ばれた、

安全でおいしい天然ミネラルウオーターが
20リットルや10リットルのタンクならペットボトル飲料より、はるかに安く飲んでいただけるようになりました。
 (携帯に便利なペットボトルもあります)

 以上のように考え、使命感を持って急遽、作成したのが

「日本名水百選 阿蘇白川水源」のページ です。


 おいしく、安全で身体に良い水に関心のある方、

どうか、一度ご覧になってください。

 ちなみに
2011年末までの上記の「水」の売り上げの10%は日本赤十字社を通して被災地への義援金と致します。