旅立ち | 越前谷直樹(Crossover&Co.)BLOG

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Crossover&Co.(Vo.将星&Vo.Gt.Pf.越前谷直樹)/COTAKULLA(松岡卓弥&将星&越前谷直樹)/ 2016.7.6 Album「CrosStyle」発売/

旅立ち


旅立つ時には、荷物がある。

それは物であり記憶であり想いでもあり。


20歳の時は「さぁ新しいスタート」なんて清々しいくらいに胸を張って張り切って言えたものだ。


198835

201835


この30年間、良い事ばかりの人生な訳ではなかった。


それでも今もこうして変わらず生きている。

好きな事をしている。


歳をとると、人は現実が見えてくる。


現実の壁の高さに嫌気がさす。


でも、越えられない壁なんて無いとかよく聞くけれど、僕もそう思う。


一歩一歩意味があって、色んな道を経て、1日1日が0歳の僕から30歳になった今の僕につながっている。


どこかでこうなってたら?

いつかこうなりたい!


人生の取捨選択は紛れもなく自分で出来るものだ。


右に行こうが左に行こうが、どちらも間違いではなく正解でもなく。


その先で得たものが幸せならそれはそれで良かったなんて思えるように。


この道の先に何があるのだろう?

いやいや、道の先にこれがあって、それをする為には逆算して、、、


でも僕はバカだから、気づかなかった。

いや、気づかないフリをしていたのかもしれない。


偽善者だと言われようが、

誰かを陥れてまで幸せを手にしたくはない。


自分と向き合うのは簡単。

しかし人と人というのは難しいものだ。

だからこそ人生というのは楽しい。


良い事も悪い事も、成功も失敗も、色々経験しながらまた歩いていくのだろう。


絶対的に音楽というフィールドが僕の人生の基盤であり、そこから外れたレールには興味も理想もない。


でもね、

こうして心からそう思えるのは、


それは紛れもなく支えてくれたみんながいるからだ。


家族、友達、スタッフ、そして僕の音楽を愛してくれている皆さん。


本当にありがとう。



さて、

30歳になって新たな気持ちにはならなかった。

今までの良い事も悪い思い出も全部背負って生きていくときめた。


旅立つ時には、荷物がある。


その荷物を持って僕はまた音楽のフィールドを彷徨い続けるのだろう。


それが人生。


それが旅立ち。



最後に、

お祝いをして下さった皆さん、コメントをくれた皆さん、本当にありがとう!


最高に幸せな30歳を迎えました。


幸せが当たり前にならないように、日々、様々な物事に感謝をして生きていきたいと思っております。



越前谷 直樹


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