1/26 塩レクチャー「輪島の塩に魅せられて起業した女社長に聞く"塩"の真実」 のご報告
先日、ご案内したように、1月26日、株式会社コネクトハウスさんが運営している起業家育成型シェアハウス、コネクトハウス池上にて、「輪島の塩に魅せられて起業した女社長に聞く"塩"の真実」と題した、セミナー&試食会をさせていただきました。
こちらがコネクトハウス池上の最上階4階にあるキッチンスタジオTAFA。
入居者の方は、独立を考えている料理人さんや食をテーマに起業したいと考えている方々ということだったので、第1部として、起業のきっかけや経緯について、じっくりお話させていただきました。
この起業の経緯については、ブログに長編を書いていますので、ご興味があれば、お時間のあるときにでも、読んでみてくださいませ。
ほとんど写真を撮れなかったので、ご参加くださった、リブレライフの鈴木啓子さんから写真を送っていただきました。こちらは、セミナーの休憩中の様子です。
そして、かつおだしに、精製塩を入れたもの、わじまの海塩を入れたもので味の比較をしていただきました。
第2部は、駆け足になりましたが、塩のミネラルバランスや、その塩のミネラルと食物との関係、塩の役割の変遷などについて、お話しました。
塩に含まれるナトリウムとマグネシウムの絶妙なバランスで、食物の持っている炭水化物消化酵素や、たんぱく質消化酵素を活性化させ、炭水化物やたんぱく質がアミノ酸やブドウ糖に分解され、食物本来の甘味やうま味が生まれるため、美味しくて、体にやさしいということを説明しました。
第3部は、試食タイム。
お料理は、調味料アドバイザーや料理教室をなさっていて、たまたまご近所にお住まいだった古谷史織さんに手伝っていただきました。
・白菜の浅漬け(一晩漬けたもの)
→塩だけなのに、白菜とあま味とうま味がしっかり出ています。白菜は、古谷さんが借りている畑で育てたもの。
・ニンジンの千切りの塩もみ、オリーブオイル和え
→塩がしょっぱくないんですよね。
こちらも地元の農家さんが育てたニンジン。そのままスティックで、わじまの海塩をつけたり、水塩をつけたりして、召し上がっていただきました。
・鶏肉のささみに、わじまの水塩を振り掛けてから茹でたもの、何もつけずに茹でたもの
→ 水塩を振りかけてから茹でたものは、肉が柔らかく、しっとりしていて、パサパサしないんですよ。
・鶏肉のもも肉に、わじまの海塩を揉みこんでから焼いたもの、何もつけずに焼いたもの
→低温結晶のわじまの海塩は、素材になじみやすいので、何時間も漬けこまなくても、中まで浸透します。
何もつけずに焼いたものは、「ナッツとゴマのスパイシーソルト」をかけて、美味しくいただきました。
・炊き立てご飯のおむすび
→めいめい自分で、お塩で握っていただきました。
・わじまの海塩のかつお出汁に、能登の海女さんが採ったワカメを入れたお吸い物
→かつおだしとワカメが加わり、さらに複雑なうま味が生まれます。
・「わじまの海塩」入りのチョコレート
ブログの案内を見て、参加してくださった方もいらっしゃいました。どうもありがとうございました!!
こちらのキッチンスタジオは、設備も揃っていて、場所も広く、今回のようなセミナー&試食会や、持ち込みパーティなどにいろいろ使えそうでしたよ。また、何か企画したいと思っています。
キッチンスタジオTAFA