(2)9/17 タニエラ・シガさんの長生きレシピ【敬老の日特別料理セミナー】のレポート
9月17日、東京ガス新宿ショールームのキッチンスタジオで、順天堂大学大学院 加齢制御医学講座 協力研究員のダニエラ志賀さんの料理教室のレポート(2)です。
料理教室のタイトルは、「【敬老の日特別料理セミナー】 タニエラ・シガさんの長生きレシピ」。
世界各国の健康・長寿・アンチエイジングを研究するダニエラ・シガさんに、健康長寿の秘訣や、若くて綺麗な高齢者になるための秘訣を教えていただきます、という企画でした。
私は、ダニエラさんの著作の販売、そして、ダニエラさんおすすめのお塩とオリーブオイルの販売、ということで、販売ブースの係として、参加させていただきました。
昨日のブログでは、ダニエラさんからのアドバイス、良い水を美味しく、たくさん飲むための工夫について紹介いたしました。
ミネラルバランスがよく、体に不溶解物が残らない塩・「わじまの海塩」を水に溶かして飲むとよいということでしたよ。
今日はそのセミナー内容の続きを簡単にお伝えします。
野菜や果物に含まれる水分にもたくさん栄養が含まれているので、野菜ジュース、スムージーにしたりするとよいというお話がありました。
ミキサーを使った野菜や果物のスムージーは、作るのに1分、飲むのに1分、栄養が体に回るのも1分!!
いわゆるインスタント食品よりも、早く簡単なので、料理が面倒だからインスタント食品を食べるという方にもお勧めしたいものだそうです。
さらに、ダニエラさんが長寿の秘訣を研究している、長野県高山村の自然や食生活も、たくさんの写真で紹介してくださいました。
長寿マーカーとして最近アンチエイジング医学界で話題になっている「テロメア」についての説明もありました。
テロメアは、染色体の末端部分にあるもので、テロメアが短くなることと細胞が老化することが関連性が明らかになっています。
タバコやアルコール漬けの生活をしている人はテロメアが短く、高山村の長寿の方は、テロメアが平均よりも長かったそうです。
テロメアが1番長かった女性は、リンゴ園で働くおばあちゃん、男性はブドウ園で働くおじいさんだったそうです。
きれいな環境で、情熱、生きがいを持って、適度な運動・労働をして、野菜や果物・発酵食品を多く食べていることが長寿の秘訣だったそうです。
ダニエラさんは、122歳164日という世界最高齢の記録を持つフランスの女性ジャンヌ・カルマンさんの故郷・南フランスのARLESにも行ってきたそうです。
高山村とよく似ている自然環境だったそうですよ。
ジャンヌ・カルマンさんは、1日1本タバコを吸い、赤ワインを飲み、チョコレートを1粒食べていたそうです。
ジャンヌ・カルマンさんは、1日1本タバコを吸い、赤ワインを飲み、チョコレートを1粒食べていたそうです。
タバコもアルコールもチョコレートも適度な量で、それ以上の自然環境、食生活、運動、生きがいなどがあれば、まったく問題ないのですね。
1時間のセミナーの後に、料理教室へ。この続きはまた明日に。