(1)7月18日「食べられる素材で作る手作りコスメとゆるマクロビランチの会」 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

(1)7月18日「食べられる素材で作る手作りコスメとゆるマクロビランチの会」

昨日7月18日(水)、心を元気にするお食事コンシェルジュ&発酵ファシリテーター・木村綾子さん主催で、「食べられる素材で作る手作りコスメとゆるマクロビランチの会」が開かれました。

ポスター



会場は駒込の「やさい料理 夢」。「わじまの海塩」「わじまの水塩」を使ってくださっているレストランです。

こちらの店は、こんなふうにテーブルを並べると、教室のようになるので、ちょうどこういうセミナーを開くのに向いているんです。

教室


お客様が集まり、第一部の「食べられる素材で作るキッチンコスメ」のセミナーが始まりました。

セミナー


講師の木村綾子さんから、自己紹介。

木村綾子先生


木村綾子さんは、恵比寿の自宅にて「心がイキイキ元気になるお食事」をテーマに、お食事教室や発酵食品作りのWSを行う「セルフケアキッチンQooki」を主宰されています。

カウンセリングやアロマテラピーアドバイザーの資格も取得しており、中医学や発酵に関する勉強会にも積極的に参加。

そんな知識や経験から、食べるものだけこだわるのでは足りないことに気づき、お肌から吸収されるものについても良いものを使いたいという動機から、化粧水やクリームを、安全な材料で手作りしてお使いになるようになったそうです。

自己紹介のあとは、今回使う材料の説明です。

材料


まず、「わじまの水塩」。これは私から説明させていただきました。

わじまの水塩


「わじまの水塩」は、能登・輪島沖の清浄な海水を低温で濃縮させ、不純物を取り除いたもの。いわば、海水由来の水溶性ミネラル液。

主な成分はナトリウムとマグネシウムです。

マグネシウムは、保湿力が高く、皮膚バリア機能に重要なセラミドの合成を促す働きがあります。

ミネラル液は、ただの水よりも皮膚へ浸透し、そのうちナトリウムが一番、浸透率が高いということは、「タラソテラピー」の分野で検証されています。

「わじまの水塩」を手の甲に塗ったら、色が白くなった、小じわが消えたというお客様からいただいた声と写真もご紹介しました。

そして、木村綾子先生に講師を戻して、水塩を割るための芳香蒸留水の説明、飲める精油(エッセンシャルオイル)の香りや効用についての説明。

蒸留水と精油


精油はそのままでは水に溶けないので、乳化させるためにアルコールやグリセリンが使われることが多いのですが、今回は、米ぬかを低温圧搾した、酸化しにくい「和の玄米オイル」(リブレライフ社)を使いました。

和の玄米オイル


低温圧搾のため、抗酸化成分(ガンマ・オリザノール、トコトリエノールなど)がより多く入っているということで、透明ガラスの容器に入れたオイルが、2年たっても酸化していなかったという分析結果があるそうです。

そして、天然の紫外線防止作用もあるそうです。SPF2.36ぐらいの数値が出ているそうです。

また、フェルラ酸、植物ステロール、米ぬかセラミドなどの成分があり、これらが保湿成分になるのだそうです。

説明の後は、さっそく実習です。長くなるので明日に続きます。