2011年世界料理学会「サンセバスチャン・ガストロノミカ」に「わじまの海塩」が出展されます
2011年11月21日(月)~23日(水)に、スペインの食の都、サンセバスチャンで「サンセバスチャン・ガストロノミカ」という世界料理学会が開催されます。
ここには、世界有数の料理人、料理関係者、食材メーカーの集う世界最高の「料理の学会」ということ。
今年は、日本と海外の継続的な食の文化交流を図る一般社団法人「GOOD FOOD JAPAN」が出展事務局として、運営を担い、より質の高い食材、それを活かした日本のシェフたちの料理、そして近年熱い視線がそそがれる日本酒を紹介するという構成でブースを出展するということです。
このブースで、日本を代表する塩として「わじまの海塩」「わじまの水塩」を出展いただくことになりました!
今年は、福島原発の放射能問題で、日本の食材の輸出が厳しくなっています。
EU輸出の場合、平成23年3月11日以降に収穫・加工された食品については、最終加工地が福島県、群馬県、茨城県、栃木県、宮城県、山形県、新潟県、長野県、山梨県、埼玉県、東京都、千葉県の場合には、放射性物質の基準に適合する証明書を添付する必要があります。
その他の県では、収穫又は加工された道府県を証明する書類を添付する必要があるんです。
石川県輪島沖で海水を取水し、輪島市内で製塩をしている「わじまの海塩」の場合、石川県から証明書をいただくことになるのですが、いろいろな書類を提出し、無事、証明書をいただくことができました!
英文の書類です。
「SEA SALT OF WAJIMA」というのが「わじまの海塩」、「LIQUID SEA SALT OF WAJIMA」というのが「わじまの水塩」です。
石川県の証明印をいただきました。
今回は、販売ではなく、展示ブースの試食やサンプル配布用なので、数は少ないですが、このような英文書類をもらうことは、はじめての経験で慣れないことばかり。緊張しました。
石川県のご担当者様にもいろいろ親切にご対応いただいて、無事、期日通りに、この証明書を事務局に送ることができました。
今回のブースには、他にも、伝統的な製法、醗酵による味わいの深まりを大切にしている調味料や日本酒をはじめ、茶、米など農産物を紹介する予定ということです。
単に食材の試飲・試食にとどめないよう、シェフの食材への深い共感と理解を得るために、レクチャー形式で食材を紹介できるようなブース構成になるそうですよ。
私は行きませんが、当日の様子を後日、レポートできれば、と思っています。
「サンセバスチャン・ガストロノミカ」について
日時:2011年11月21日(月)~23日(水)(展示ブース会場オープン日) 11:00-20:00
会場: スペイン サンセバスチャン PALACIO DE CONGRESOS KURSAAL
出展事務局:一般社団法人GOOD FOOD JAPAN
ゲストシェフ: 山形県「アルケッチァーノ」奥田政行シェフ、銀座「GINZA KANSEI」坂田靖幹シェフ
食材及び日本酒プレゼンター:藤田千恵子さん(醗酵リンク主宰)、松崎晴雄さん(日本酒輸出協会会長)