塩と味噌を舐めてしのいでいるという現実・・・宮城県気仙沼市唐桑町
「海は森の恋人」という言葉、これまで聞いたことがありませんか?
海で、牡蠣の養殖をするには、河口に川の水が流れ込むので、その川の水の栄養分が大切。なので、その川の上流の山に木を植え、育て、森を大事にするという活動をしていらっしゃった畠山重篤氏の言葉です。
そして、この畠山重篤氏が代表であるNPO法人「森は海の恋人」は、森づくりや自然環境保全、環境教育などの 活動をしていらっしゃいました。
この活動拠点は、宮城県気仙沼市の唐桑半島にあります。
津波の被害にあい、牡蠣の養殖場、研究資料など、すべて流されてしまったそうです。
そして、ここは3月31日現在、電気、水道、ガスが止まっているそうです。
この町に知人の友人のご両親が住んでいます。
住み慣れた町や家族から離れたくないと、被災のなかった二階などで暮らす方々もいて、自治体から目が届かず、物資の補給も少ないようです。
先週末の状況では、その方のお父様は、1日1回、配給される食料は子供達に譲り、塩と味噌を舐めてしのいでいるということでした。
別の知人が、民間の災害ボランティア団体の「日本ツーリズムセンター」の東京本部でボランティア活動をしているのですが、 たまたま、この団体も、自治体の支援から、隙間になってしまっている気仙沼市唐桑町にボランティアの活動拠点を 作ろうとしているそうです。
けれども、その場所さえもないということで、被災者の方たちがガレキの撤去作業をしている状況ということです。
そんな状況の町にも、郵便事業の「ゆうパック」が1週間程度かかって届くということなので、「わじまの海塩」や下着や靴下などを お送りいたしました。
被災地の環境の落差が大きいですね。
電気、水道、ガスが止まっているという生活を想像することができません。
カップラーメンやレトルトパックでさえ、食べられないということですものね。
漁師町だから、せめて、魚や海藻を獲ることができればいいでしょうが、海は、まだそんな状況ではないでしょうね。
私はたまたま知人から聞いて知っただけで、同じような状況のところがまだまだあるのかもしれません。
1日でも早くライフラインの復旧を祈ります。
地で活動されている皆さんに頭の下がる思いがします。
なお、奇跡のリンゴの木村秋則さんをサポートし続けている「レストラン山崎」の山崎隆シェフも、 やはり気仙沼市唐桑半島に物資を運んでいるそうです。
そして、ひどく個別的な内容で申し訳ないのですが、その山崎隆シェフからのお願いということで・・・。
山崎シェフのご友人の50歳の寿司職人さん、お店、自宅、すべて津波で流されてしまい、仕事を探しているそうです。
今は、どこの飲食店も余裕がないかもしれませんが、被災者優遇で雇いますというような店がありましたら、情報をお願いします。
そう思うと、やっぱり、被災地でない地域では、これから何十万人という方の雇用を支えないといけないので、 自分の仕事をきっちり行い、お金を稼ぎ、外食したり、物を買ったりしないといけないですよね。
政府や自治体は、建設会社にお金を出し、建設会社は、被災地の方優先で採用して、がれきの撤去作業にも給料を支払い、 道路の復旧や仮設住宅の建設などの作業もしてもらう、ということが実施されるといいのに、と思います。
そこに肉体労働をして、お腹がすかせた人が集まるようになれば、また飲食店も栄えますね。
●NPO法人・森は海の恋人
URL:http://www.mori-umi.org/
●NPO法人・日本ツーリズムセンター「市民災害救援センター」
URL:http://www.ecotourism-center.jp/article.php/reliefe_01
※ボランティア(東京、現地)や、救援物資、カンパを募集しています。
海で、牡蠣の養殖をするには、河口に川の水が流れ込むので、その川の水の栄養分が大切。なので、その川の上流の山に木を植え、育て、森を大事にするという活動をしていらっしゃった畠山重篤氏の言葉です。
そして、この畠山重篤氏が代表であるNPO法人「森は海の恋人」は、森づくりや自然環境保全、環境教育などの 活動をしていらっしゃいました。
この活動拠点は、宮城県気仙沼市の唐桑半島にあります。
津波の被害にあい、牡蠣の養殖場、研究資料など、すべて流されてしまったそうです。
そして、ここは3月31日現在、電気、水道、ガスが止まっているそうです。
この町に知人の友人のご両親が住んでいます。
住み慣れた町や家族から離れたくないと、被災のなかった二階などで暮らす方々もいて、自治体から目が届かず、物資の補給も少ないようです。
先週末の状況では、その方のお父様は、1日1回、配給される食料は子供達に譲り、塩と味噌を舐めてしのいでいるということでした。
別の知人が、民間の災害ボランティア団体の「日本ツーリズムセンター」の東京本部でボランティア活動をしているのですが、 たまたま、この団体も、自治体の支援から、隙間になってしまっている気仙沼市唐桑町にボランティアの活動拠点を 作ろうとしているそうです。
けれども、その場所さえもないということで、被災者の方たちがガレキの撤去作業をしている状況ということです。
そんな状況の町にも、郵便事業の「ゆうパック」が1週間程度かかって届くということなので、「わじまの海塩」や下着や靴下などを お送りいたしました。
被災地の環境の落差が大きいですね。
電気、水道、ガスが止まっているという生活を想像することができません。
カップラーメンやレトルトパックでさえ、食べられないということですものね。
漁師町だから、せめて、魚や海藻を獲ることができればいいでしょうが、海は、まだそんな状況ではないでしょうね。
私はたまたま知人から聞いて知っただけで、同じような状況のところがまだまだあるのかもしれません。
1日でも早くライフラインの復旧を祈ります。
地で活動されている皆さんに頭の下がる思いがします。
なお、奇跡のリンゴの木村秋則さんをサポートし続けている「レストラン山崎」の山崎隆シェフも、 やはり気仙沼市唐桑半島に物資を運んでいるそうです。
そして、ひどく個別的な内容で申し訳ないのですが、その山崎隆シェフからのお願いということで・・・。
山崎シェフのご友人の50歳の寿司職人さん、お店、自宅、すべて津波で流されてしまい、仕事を探しているそうです。
今は、どこの飲食店も余裕がないかもしれませんが、被災者優遇で雇いますというような店がありましたら、情報をお願いします。
そう思うと、やっぱり、被災地でない地域では、これから何十万人という方の雇用を支えないといけないので、 自分の仕事をきっちり行い、お金を稼ぎ、外食したり、物を買ったりしないといけないですよね。
政府や自治体は、建設会社にお金を出し、建設会社は、被災地の方優先で採用して、がれきの撤去作業にも給料を支払い、 道路の復旧や仮設住宅の建設などの作業もしてもらう、ということが実施されるといいのに、と思います。
そこに肉体労働をして、お腹がすかせた人が集まるようになれば、また飲食店も栄えますね。
●NPO法人・森は海の恋人
URL:http://www.mori-umi.org/
●NPO法人・日本ツーリズムセンター「市民災害救援センター」
URL:http://www.ecotourism-center.jp/article.php/reliefe_01
※ボランティア(東京、現地)や、救援物資、カンパを募集しています。