ベルサイユ宮殿で無形文化遺産に登録されたフレンチの晩餐会 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

ベルサイユ宮殿で無形文化遺産に登録されたフレンチの晩餐会

ひさしぶり明るい話題を。こんなときだからこそ、ですので。

ごぞんじでしたか?去年2010年10月17日に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)で、 フランス料理(フランス・ガストロノミー)が無形文化遺産に登録されました。

料理が無形文化遺産に登録されたのは初めてだそうです。

ユネスコは「フランスの美食は人生の重要な瞬間を祝うための社会慣習」で、場としての一体感を重視したものであるとし、 料理の選択や、食品とワインとの組み合わせ、美しいテーブルセッティングなどが重要な要素になると解説しているということです。

そして、無形文化遺産に登録を祝うため、世界の偉大なシェフ60名が集結し、腕を振る晩餐会が 4月6日に、世界文化遺産であるベルサイユ宮殿で開催されるそうです。

その”華燭の晩餐” に、「オテルドミクニ」のオーナーシェフ・三國清三氏が日本のフレンチを代表するシェフの一人として参加することになったそうです。

日本からは、他に、「神戸北野ホテル」の総支配人兼総料理長、山口浩氏が参加するとのこと。

本場フランスが、アジア日本のシェフを認めてくれたというのは、誇らしいことです。明るいニュースだと思います。

この晩餐会は、ベルサイユ宮殿の「戦闘の間」で開催されるそうです。「戦闘の間」というのは82人の軍人の胸像が展示されている回廊です。

この晩餐会のために、宮殿内に、キッチンを作るそうですよ。

この世紀の祭典には、世界中で650名がゲストとして、列席できるようです。

なお、この晩餐会には、テレビ東京の「ソロモン流」の取材陣が同行するそうです。

ちなみに、メディア報道もされていますが、フランスのサルコジ大統領も、今は日本の大震災を心配してくださっているそうです。