麻布十番の「薮原十区」で魚好きのためのコース | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

麻布十番の「薮原十区」で魚好きのためのコース

先週末ですが、オリーブオイルのセミナーのため広島から上京したベリタリア さんと麻布十番の「薮原十区」さんへ。


ベリタリアさんは、オリーブオイルの直輸入を始めるそうです。イタリアの産地を何軒も回って、生産者さんと話をして、テイスティングして、納得したオリーブオイル。和食にも合うようなものだそうです。もうそろそろ日本に空輸されてくるそうですよ。


さて、麻布十番の「薮原十区」は、和食の魚料理のお店です。


ホームページもない、看板もない、飾り気もない、メニューもない。夜はお任せコースのみ。まさに隠れ家。だけど、テーブル席も、カウンター席も満席でした。


お魚好きにはたまらないコースです。


まず、前菜。手前はいわし。ふっくら焼けています。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-前菜

トマトの冷製スープ。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-トマトの冷製スープ


かつおのヅケ。とはいえ、醤油に漬けたのは1分ぐらいということ。上から、ダシ醤油をかけています。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-カツオの漬け


北海道のサンマ。太くて脂が乗っていました。今年はサンマは貴重なようですね。炭火で焼かれたものです。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-サンマ


ご主人・細越さんが、1mぐらい上から振っている振り塩、いい塩加減でした~。皮もパリパリ。


「私、実は魚を食べるの苦手なんです。魚の皮は食べられません」とおっしゃっていたベリタリアさんでしたが、皮もはらわたも、見事、こんなきれいに召し上がりました。ネコもびっくり!?


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-サンマの食べ終わり


夏野菜をうす味で炊いたもの。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-焚き合わせ


最後は、ウニご飯ときゅうりの浅漬。しじみのお味噌汁がついていました。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ウニ御飯


そしてバニラのアイスクリーム。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-アイスクリーム

藪原十区のご主人・細越さんは、魚の産地によって、身に含まれる水分が違うとおっしゃります。北は水分が多くて柔らかく、南は水分が少なく身が固い傾向があるそうです。柔らかい身は焼いて、固い身は煮るなど、その魚の水分に合わせた調理法をしているということ。


そして、新鮮な魚をすぐに使うのではなく、寝かせて、ならして、一番おいしい状態で使っているそうです。


「薮原十区」のプロフィール:


住所: 東京都港区東麻布3-2-9
電話: 03-3589-0919
定休日: 第三月曜日
営業時間: 昼 11:30 - 14:00(LO 13:30)
        夜 18:00 - 22:00(LO 22:00)

  

「薮原十区」への最寄駅・アクセス:


・「麻布十番」駅6番の出口で、エスカレータを上って外に出ます
・外に出たら左に行きます
・すぐにナチュラルローソンがあるので、その手前を左に曲がります
・三つめの角を右に曲がります(ニ差路になっている手前です)
・看板はないけれど、大きな窓のある建物があり、炭の焼き場が見えたら、そこです
・引き戸をあけて中に入ります