杵島直美先生の梅干しの作り方【3】土用干し
杵島直美先生の「わじまの海塩」を使った漬物シリーズ その3 「梅干し【梅の土用干し編】」のレシピをご紹介します。
梅干し【下漬け編】【本漬け編】の続きになります。
梅雨が明けて晴天が続くようになったら、土用干しをします。
作り方:
①シソの赤い色が梅に移り、よい色になっています。
②土用干しのため、お皿の上にザルを置き、ザルに梅を一粒づつ載せていきます。ザルにはタコ糸をくくりつけて、上から吊せるようにしておくと便利です。
③シソもザルに載せて干します。シソにはまだ梅酢が残っているので、しゃもじなどで押して梅酢をザルの下の皿にたらします。
④皿にためた梅酢は、容器に戻します。
⑤ザルを日当たりのよい屋外に吊るして、梅を干します。
夏の日差しをあびて、梅がとてもきれいに見えます。
⑤土用干しの最終日は容器も外に出し、梅酢も干します。(黒く見えるのは残ってしまったシソの葉です)
干す期間は、昔は「三日三晩」といいましたが、夕立ちが来ると困るので、昼だけ外に干します。夜は、室内の風通しの良い場所に吊しておきます。これを3日繰り返します。日差しが強く梅干しが乾いたら、3日ではなく2日でもかまいません。
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