前回の続きとなります
今回は50円の穿孔がどのように行われているかお話させていただきます
その前に、先日お話いたしました完全独立穿孔タイプが届きましたのでご紹介いたします
なんと、ウェブ上で事前に検証をしておりました個体でした
そのため既に疑問を感じておりましたためケースアウトさせて頂く事に・・・
開封いたしますのであえてシリアルはそのままにしておきます
過去最高額スラブ破壊です
緊張の一瞬
見事なダブル穿孔
前記事でご紹介した 収集 記事でたまご穴と表現されている通り・・
実はこの形状が50円穿孔の秘密なのです
まずは通常の50円の製造工程をご紹介いたします
下は原材料であります円形(えんぎょう)と呼ばれますものです
今回2点お借りいたしました
本当はこの前段階でセンター穴のない無地円形があるはずなのですが、今回は省略、円形に穿孔したところから・・・
まずこの穴を検証いたします
いずれも5mmほどの穴が開けられております
おや?と思われた方、、鋭いです
通用銭の穴径は4mm強程度・・・
実は銭文プレスによっておよそ1mm程度穴は縮むのです
どちらの穴もおおむね4mm強
ご覧の通り2穿孔でエラー。。。。 2穿孔そのものがエラーなのか?
実は50円の穿孔作業は2回が標準なのです
え? と お思いでしょうが・・・・
実はその理由が謎で今回の調査に相成りましたわけです
次回一般的通用銭の画像をもとに2穿孔が標準工程であることを説明いたします