いつもメッセージをくださる知的な方から東大話法についてどう考えるかというメッセージをいただいた

http://www.google.co.jp/gwt/x?q=%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E8%A9%B1%E6%B3%95&ei=3VGjT6DXF4bBkAX41wE&ved=0CAgQFjAA&output=xhtml1_0&hl=ja&source=m&rd=1&u=http://ja.wikipedia.org/wiki/%25E6%259D%25B1%25E5%25A4%25A7%25E8%25A9%25B1%25E6%25B3%2595

(上記が東大話法の解説へのリンク)

こういう東大という言葉の使い方が私にはよくわからない

東大卒の人はこういう話法を使うということなのか?東大教授になるような人が使う話法ということなのか?それとも東大卒の官僚、および官僚的な人が使う言葉なのか?

私のイメージでは、東大を出ても官僚的な人もいれば、反権力の人もいる

あと、こういうことばの使い方は、東大を出ていない小役人やずるい政治家も使うし、医学部に残って教授レースに参加している人や、勝ち残った人もよく使う

ある種の嫌なインテリの話法を、上手に抽出したものなのだろう

私にできることはなるべくそれにあてはまらないようになりたいということくらいだ

「確かに、巨人的な野球はみていて気持ちのいいものではありません。
しかし、イチロー選手も、松井選手との対談で、確か「ヤンキースやレッドソックスのように巨人と同じような補強をするチームを倒すことに醍醐味を感じる」というような発言(少し言い方が変わっているかもしれません)をしていますし、見る方としても、憎らしいチームがいた方が見る方としても、面白さが増すんじゃないでしょうか?(違っていたらすいません)
少年野球や高校野球などと違う訳ですし、プロ野球としては、選手が金銭で評価されると考えるのは当然のことだと思うので、巨人のようなチームは必要な気がします。」(引用終わり)

というメッセージもいただいた

その通りだと思う

私がいちばんの問題だと思うのは、ヒールのはずの巨人が、ヒールになっていない

金権主義の悪役のほうが人気があって、貧乏から猛練習で這い上がろうとするカープのほうが、圧倒的に人気のないチームになっていることだ

震災以降どう変わったかわからないが、弱者を社会や政府が助ける必要がないと答えた国民の割合は日本だと4割近くて、弱肉強食の国、アメリカでも28%、中国でも10%、ヨーロッパでは軒並み10%前後というのと比べて、ダントツに高かったという

だから、カープみたいなチームでも優勝できるような弱者への配慮(アメリカではもちろんなされているからレイズが優勝できた)を言う人もほとんどいないし、逆に、本来、金権とか金持ちの象徴としてヒールになるはずの巨人が日本一の人気球団になったりする

橋下氏が弱者切り捨て的な発言をするたびに、人気が上がる

そして、地方の人は、イチローがヤンキースやレッドソックスを打倒そうとするのと同じように、前田健太が巨人に立ち向かっても、巨人ファンばかり増えて、小さいころからテレビでは巨人戦しかやっていなかったので、巨人ファンになったと公言する

地方のテレビでは、前田健太の投げる姿を映さず、巨人のバッターばかりを映し、カープの攻撃の際は、巨人のピッチャーしか映さないというのか

金権主義の悪役を子どもがみて、そっちのほうのファンになってしまう社会というのは末恐ろしい

格差社会の責任は資本家だけでなく、庶民のほうにある気がしてならない

かくして、本日も、弱者(今なら、東電とか関電とか、公務員とか、たたいてもいい旧強者も含まれるのだろうが)が、こてんぱんに叩かれる。

カープが金権球団に負けるのをみているのと同じような嫌な気分になるのは、私だけだろうか?