「和田式と普通の勉強法の違いを客観的論理的に説明下さい。」
というメッセージをいただいた
普通の勉強法などというものがあるのかがわからないし、それはその人によって違うだろう
たとえば、和田式勉強法は、志望校に受かるための勉強法だという話をすると、そんなのはどんな受験生でもやっているという話になるだろう
志望校に受かるというのは、具体的には、偏差値をあげることより、志望校の合格者の最低点をクリアすることを目標にするという話をしても、これだってそんなの当たり前だという人だっていっぱいいる
ただ、いっぽうで、そんな当たり前のことに気づかない受験生もたくさんいる
そして、学校や塾や予備校のいいなりになって、言われたとおりに勉強をする
志望校の出題傾向や、場合によっては出題科目ですらないのに、それはおかまいなしだ
私自身、和田式というもののオリジナル性を強調するつもりはない
ただ、たとえば、志望校の合格者の最低点を目指せという考え方は、私が『赤本の使い方』という本を書くまで、書籍として出されたことがなかった。数学は暗記だというのにしても、実は、灘にそう言っていた教師がいた。でも、書籍として堂々と書いた人間がいなかっただけだ
もともと、初期の本については、自分がやっていた勉強法を公開しただけだが、その7割くらいは灘校生なら当たり前にやっていたことだ
ただ、そんなやり方だと受かるのだということに気づいていなかった受験生が多かったから、当時の受験生に圧倒的に支持されたし、感謝もされた
いっぽうで、私であれ、灘校生であれ、それなりに地頭がよかったり、あるいは、少なくとも中学受験を経験した基礎学力の高い人向けの勉強法だったから、合わない受験生もたくさんいたようで、そういう人たちからは非難を受けた
今は、通信教育をやっているので、できない子とか、合わない子とかに対する対策もしっかりしてきた代わりに、普通の教師の言うこととの差が小さくなってきているのも事実だ
まずは基礎学力なんて言っても、なんてつまらない話だと思うだろう
幸い、進学校に通っている人向きに書いた『受験は要領』のような本も絶版になっていない
要するに、和田式と称する本が、基礎ができていない人から、それなりにできるが東大にはあと一歩という人まで、いろいろなレンジの本があるから、たくさん本屋に並んでいるわけで、その中で、自分に合った本を選んでほしい、自分に合う本を選べないのなら、あなたの学力とプロフィールや志望校から、こちらで受験計画を立ててあげるから通信教育に入ってほしいというだけの話である
私の本に書かれた内容の多くがオリジナルでないのに、和田式と名乗るなという人もいるだろう
私が言いたいのは、それを知らないで損をしている人が多いので、私の名のもとに、それを多くの受験生に伝えたいということであって、自分のオリジナル性を主張したいわけではない
むしろ、本当に点数の上がる勉強法は似てくるだろう
だから、ほかの著者が私と似たようなことを書き、それを私のほうが先に書いていたとしても、私のほうがオリジナルだとか、お前はまねをしたななどと言い張るつもりはない
逆にほかの著書の勉強法で、とくに脳科学者や心理学者などの理論や実験に裏付けられたものであれば、その中で役に立つと思えば、それも紹介する(もちろん、その場合は、誰が何と言っているときちんと明記する。明記していない場合は、私が思いついたことが偶然、別の著者の考えと一致していると思ってほしい)
勉強法に客観性など存在しないというのが私の立場だし、理論的に正しいより、現実的に点が上がる、合格することのほうが大切だというのが、和田式の立場である
ただ、このメッセージを送って下さったのが、受験生だとすると、こんなくだらないことを悩むより、ちゃんと勉強しないから行きたい学校に合格しないのだろうなと、余計な心配はしてしまうが
というメッセージをいただいた
普通の勉強法などというものがあるのかがわからないし、それはその人によって違うだろう
たとえば、和田式勉強法は、志望校に受かるための勉強法だという話をすると、そんなのはどんな受験生でもやっているという話になるだろう
志望校に受かるというのは、具体的には、偏差値をあげることより、志望校の合格者の最低点をクリアすることを目標にするという話をしても、これだってそんなの当たり前だという人だっていっぱいいる
ただ、いっぽうで、そんな当たり前のことに気づかない受験生もたくさんいる
そして、学校や塾や予備校のいいなりになって、言われたとおりに勉強をする
志望校の出題傾向や、場合によっては出題科目ですらないのに、それはおかまいなしだ
私自身、和田式というもののオリジナル性を強調するつもりはない
ただ、たとえば、志望校の合格者の最低点を目指せという考え方は、私が『赤本の使い方』という本を書くまで、書籍として出されたことがなかった。数学は暗記だというのにしても、実は、灘にそう言っていた教師がいた。でも、書籍として堂々と書いた人間がいなかっただけだ
もともと、初期の本については、自分がやっていた勉強法を公開しただけだが、その7割くらいは灘校生なら当たり前にやっていたことだ
ただ、そんなやり方だと受かるのだということに気づいていなかった受験生が多かったから、当時の受験生に圧倒的に支持されたし、感謝もされた
いっぽうで、私であれ、灘校生であれ、それなりに地頭がよかったり、あるいは、少なくとも中学受験を経験した基礎学力の高い人向けの勉強法だったから、合わない受験生もたくさんいたようで、そういう人たちからは非難を受けた
今は、通信教育をやっているので、できない子とか、合わない子とかに対する対策もしっかりしてきた代わりに、普通の教師の言うこととの差が小さくなってきているのも事実だ
まずは基礎学力なんて言っても、なんてつまらない話だと思うだろう
幸い、進学校に通っている人向きに書いた『受験は要領』のような本も絶版になっていない
要するに、和田式と称する本が、基礎ができていない人から、それなりにできるが東大にはあと一歩という人まで、いろいろなレンジの本があるから、たくさん本屋に並んでいるわけで、その中で、自分に合った本を選んでほしい、自分に合う本を選べないのなら、あなたの学力とプロフィールや志望校から、こちらで受験計画を立ててあげるから通信教育に入ってほしいというだけの話である
私の本に書かれた内容の多くがオリジナルでないのに、和田式と名乗るなという人もいるだろう
私が言いたいのは、それを知らないで損をしている人が多いので、私の名のもとに、それを多くの受験生に伝えたいということであって、自分のオリジナル性を主張したいわけではない
むしろ、本当に点数の上がる勉強法は似てくるだろう
だから、ほかの著者が私と似たようなことを書き、それを私のほうが先に書いていたとしても、私のほうがオリジナルだとか、お前はまねをしたななどと言い張るつもりはない
逆にほかの著書の勉強法で、とくに脳科学者や心理学者などの理論や実験に裏付けられたものであれば、その中で役に立つと思えば、それも紹介する(もちろん、その場合は、誰が何と言っているときちんと明記する。明記していない場合は、私が思いついたことが偶然、別の著者の考えと一致していると思ってほしい)
勉強法に客観性など存在しないというのが私の立場だし、理論的に正しいより、現実的に点が上がる、合格することのほうが大切だというのが、和田式の立場である
ただ、このメッセージを送って下さったのが、受験生だとすると、こんなくだらないことを悩むより、ちゃんと勉強しないから行きたい学校に合格しないのだろうなと、余計な心配はしてしまうが