人間関係が壊れた中で受験生活をどうするかというメッセージ

難しいが、その高校の中で、たった一人でも自分の理解者を見つけるか、あるいは、もう高校2年生らしいから、そろそろ塾や予備校にいって友だちを探したらどうかくらいしか答えが見つからない

受験で孤独に耐える力を身につけるというのも実は人生の中では大きな収穫になる

負けないでほしいとしか言いようがない

さて、昨夜は例のいわきの原発のメンテナンス会社のメンタルヘルスのボランティア

社長にごちそうになって飲みすぎてしまって(これではボランティアと言えないかもしれないが)、やはり朝のブログ書きになる。

本日は昼から認知行動療法のセミナーの講師をやるので、5時半起きだ。

で、このボランティアのいいところは原発の中で働く人の本音の声を聞けることがある

日本の原発が危ないとか、政府や東電が隠し事をしていると騒ぐジャーナリストの中で、彼らの声を本当に聞いている人はどのくらいいるのだろう

私が甘いと言われながら、福島もう大丈夫論を唱える背景はここにある

それだけ工事は順調のようだ

で、そういうジャーナリストの中には、原発の中で、ヤクザとか、ヤクザの斡旋で来た人ばかりが働いているというようなことを書いた人がいる

昨日聞いた話では、そういう人もいることは否定しないという

自分たちまでそう思われるのが心外というニュアンスは伝わってきた

ただ、その人がぼつりという

「そういう人は(刺青を入れているかもしれないけど)すごくよく働くんですよね」

おそらくは借金を抱えているなり、どうにか金を作って真人間になろうとしているのだろう(全員がそうだとは言わないし、ピンはねをしているヤクザのほうは許せないとはもちろん思っているが)

その中で、どうにか借金をきれいにしたり、これをきっかけに更生をする人もいるだろう

荒くれ者が炭鉱で働くようになって、優秀な炭坑夫になったというような話は枚挙に暇がない

そういう意気込みがあるから、ほかの人以上にまじめに働くのかもしれない

以前、私が、元暴走族に教育を語らせるなとか、テレビに出すなと書いたら、たけしの番組にはヘラヘラ出る癖にという批判がきたことがある

私が元暴走族が目立つなとか、テレビに出るなというのは、おそらくはかつて彼らからボコンボコンにされて、学校に行けなくなったり、その後PTSDを患っている人がいると考えているからだ

彼らが画面に出るたびに症状が悪くなる

そのくらいの十字架を考えて、不良をやれということだ

ただ、彼らが目立たない形で更生したり社会の成功者になるのは、むしろ祝福したいし、応援もしたい

目立つなというだけのことだ

慶應の集団レイプ事件の犯人が医者になったらしいが、それだってむしろ祝福している

私が許せないのは、その父親が、実名報道を止めるために製薬会社に借りを作って、日本の老人医療費が無駄にされていることだ

父親は許せないが、子供は応援したい

たけしさんの場合は、確かにフライデーに殴りこみに行ったが、私が編集部の人に聞いた話で、PTSDになった人がいないということを確認しているから、別にテレビに出るのは問題ないと思っているだけのことだ

一度や二度、過去に悪いことをしていても、今がよければむしろいい

ただ、そのせいで今苦しんでいる人がいるかどうかのほうがよほど大きな問題なのだというのが私のスタンスだ