昨日は思うところが多い一日だった

原発問題の補償だが、「被災者」全員というのはどうかと思うようになったのだ

確かに政府の命令で、住む場所を追い出された人は、補償を求めるだろう

ただ、一つだけ確かなことは、今くらいの線量であれば、恐らくは運のわるい人しかなんともないだろうということだ

たまたま、渡部昇一先生が、知り合いで原発被害にあった人(ひどい人は耳まで奪われている)は3人しかいなkが、3人とも天寿を全うした話を書かれていた。

相当な線量を浴びてもなんともない人もいるのは確かなことだ。

だから、今は大騒ぎになっているが、30年後に本当にひどい目にあっている人は意外に少ないはずだ。


しかし一方で、がんであれ、奇形であれ、放射線が直接の原因とは言い切れないが、そうなってしまうリスクが確実に上がるのも確かだ

政治というのは、票を求めるから補償も広く浅くになりやすい

しかし、この手の確率が上がるというタイプの被害の場合、本当に被害が出た場合に手厚くして、なんでもなかった人はそんなにもらわなくてもいいのではという気はする

そうしないと肝心の本当に被害にあった人が補償をもらう頃には東電がつぶれてしまうということもあるだろう

そうでなくても、今後、原子力が必要ないという話になった場合、地域住民にこびる必要がなくなってしまうのである

私は本当に救うべきは、そういう本当の意味での被害者だと思うが、ちょっとしたことで被害者扱いになるが、本当にひどい目にあったときには、ろくに救われないということにならないことを祈りたい