東電の原発問題で、スポンサーでも批判したらこんなことにならなかったというメッセージをいただいた

その通りだと思う

日本のテレビメディアはスポンサーに弱すぎる

そのため、スポンサーを怒らせる地雷を踏まない人しかテレビでは生き残れない

勝谷氏は生き残り、上杉さんは生き残れない。私の場合は、テレビでの生出演は1,2年呼ばれない

そんな度胸のあるプロデューサーはどこにもいない

テレビに出ている奴のほうがスポンサーに媚を売る人間だが、そういう人間に選挙民は票を入れたがる

愚民化政策は大成功だ

民衆の味方よりスポンサーの味方しか首長にもなれず、大臣にもなれないなら、どんな政治家も民衆のことは考えない

たとえば自民党の人間は、20年間で年収1億円の人間の手取り収入が3000万円も増える減税をやったが減税政策は貧乏人には1円の収入増にもならない

しかし、子供手当なら金持ちも貧乏人も一律に26000円の収入増になるが、金持ちの味方のテレビメディアは金持ちの手取りが3000万円増えることに一度も批判をしたことがないが、貧乏人の26000円はコテンパンにたたく。もちろんそうしないコメンテーターはクビになるのでテレビでは生き残れない

これが現実だ

実は、日本の金持ちは相続税を下げろと言って金を残すことを考えないいやしい奴の集まりだということが昨日のセミナーでも痛感させられた

アメリカと違ってVCにエンジェルがちっとも集まらないそうだ

ITのように投資額が少ないものですれ集まらないので、エネルギーやバイオテクノロジーのほうがもっと集まらない。アメリカはガスの有効利用法がみつかって、現実に天然ガス価格が下がっているというのに。

金を子供に残すことしか考えられない金持ちが日本を別の角度からも停滞させている

固定資産税だけでなく、金融資産税も創設して、金をためておくと税金をとられるようにすべきだし、相続税も100%にしたら、子供のエンジェルになるとか、どうせ取られるなら投資してみようという人も増える(子供に投資した会社が儲かれば、相続税がいくら高くても子供が金持ちになれるからだ)

それが国力につながる

一方、今のように実質相続税が安すぎると、身内のけんかは多発するし、寄付もベンチャーへの投資も子供に財産を残すために誰もしようとしない

ユダヤの人が投資したり、子供の教育に力を入れるのも、何兆円持っていても没収されないとは限らないという考えが前提にあるからだという

相続税が100%になれば、映画のスポンサーももっと増えて、日本の文化レベルはあがるのだろうか?