本日はメッセージが多い。

その中で切実なもので、東大生になったらいくらくらいバイトで稼げるかというものがあった。

入る学部(科類)によって差があるが、教養のうちは頑張れば週5日6日の家庭教師は可能だろうし、ほかの教育産業(私の緑鐵も含めて)もあるだろうから、20万くらいは何とかなるだろう。要するにどうにか学費や生活費が親に頼らなくても出るということだ。

本当に東大に入ったら相談に乗ることだけは約束したい。

久しぶりに自宅で取材を受けたら、妻と娘から取材している側に失礼だと後で注意された。

相手が受けを狙ったり、話を引き出そうとしていろいろと振ってくる話題を私が無視して、自分の話をするそうだ。

おそらくその通りなのだろう。職業の精神科医をやっているときは、一生懸命聞いているが、自分が取材を受けるような立場だと甘えが出てしまう。

取材者が人間ができているからいいが(実はむかついているかもしれない)、大変横柄で傲慢なことだと反省する。

私の尊敬する梶原しげるさんが『毒舌の会話術」という本を読んだが、毒舌が上手な人というのは相手に対する観察眼も鋭いし、フォローもうまいという。

私は、こういうのも苦手なので、センスのある毒舌が吐けない。

私自身、毒舌の上手な人は素直に尊敬する。

要するに私は仕事上のテクニックでそれなりに人の気持ちを理解できるようになったが(それも仕事上にまじめに聞いての話であるが)、日常レベルではそれも二流、国語の心情読解の問題も大の苦手というアスペルガー人間なのである。

実は、毒舌というと、昨日、明石屋さんまと福沢朗のホンマデッカとかいう番組に出た。

さんまは落ち目とかいうが、ツッコみのセンスは抜群である。私は紳助なんかよりはるかに買う。

それを目の前で見せられてミーハーに感激した。

ついでにいうと、小学校時代立ち歩きもしたし、落ち着きもない、一つのことに集中できない、ADHD人間でもある。

でも、多少の苦労と努力をすれば、アスペルガーでADHDでも私程度にはなれると思って、同じ病気の人は元気を出してください。