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2009-09-30 08:44:35

やっぱりカメイは天才!

テーマ:徒然記
メッセージで気になったことへの簡単なレスポンス

麻薬と向精神薬の取締りがいっしょくたになって、法律の名前も麻薬及び向精神薬取締法というのは、メンタルヘルスに偏見をもたらすのではないかというメッセージ。その通りなのだが、一方で、たとえば緩和医療に必要な医療用の麻薬を含めて、医者のライセンスのもとで取り扱えるものも多いし、それにルールを課す必要性はある。日本の場合は、麻薬の定義があいまいでころころ変わることもある。ハルシオン騒動の際も、医者がいい加減な処方をして(しかも暴力団に売って)濫用を招いたという問題も生じる。麻薬だけでなく、向精神薬も取締りの対象というのは仕方ないかもしれない。ただ、覚せい剤の取締りには独自の法律があるので、麻薬取締法と向精神薬取締り法をわけたほうが、麻薬でつかまる芸能人がでるたびに、この法律の名前が出てくるのを避けられるかもしれない。

北方領土に住む漁民もいるはずだというメッセージ。私もいるはずだとは思う。ただ、たとえば釧路に住んで、北方領土には漁港を作って、ふだんは釧路に住んでいるとかいう人も今の北方領土のインフラでは起こるだろうし、また住む人の数もロシア系の先住民より多くなるとは思えない。返してもらうだけでなく、それ以降にどれだけの金をそこに政府が注ぎこめるかで状況は違ってくるだろう。昔の若者と違って、今の若い人が多少お金になってもつらい生活を嫌がるようになったこともあって、私はそう楽観していない。若い人が住まない過疎問題があれば、そのあとのフォローもけっこう難しい。

さて、亀井大臣のモラトリアム発言が物議を醸している。

私は、前にも書いたが亀井という人をまったく信用していない。何らかの利権がない限り、こんなことをやらないと思っている。

当初は、竹中元大臣が、UFJ銀行を潰して三菱の傘下においたように、金融大臣がどこの銀行を潰せるかを決める立場であることをshow offするためのものかと思っていた。俺に逆らうとお前の銀行は潰すぞという脅しがかけられたら、銀行の献金も増えるだろう。

もちろん、その要素もあるかもしれない。

本日、「特ダネ!」という情報番組の生出演を見ていたら、やっと本音をボロッともらした。

「法律を作ったからといって一律に適応するのでなく、受け手の中小企業や金融機関の状況をつぶさにチェックして、ケースバイケースで対応する」という発言が出たのだ。

これぞカメイ流の真骨頂だ。

日本の警察にしても、守れない法律(たとえば未成年者禁酒法など)をいっぱい作っておいて、警察が気に入らない奴だけをつかまえて、ほとんどを非合法黙認にしている。パチンコの景品交換だってそうだろう。

要するに法律があっても現場の判断で何でも決められるから利権が生まれる。しかも、末端の人間にまで。

国民新党の各地方支部に泣きつけば返済猶予で、そうでなければケースバイケースの原則で、返済猶予が受けられないということがこれで可能になる。

法律より現場の判断が優先(人殺しでさえ、警察が事件性がないと判断すれば、まったく捜査されないから芸能関係者がからんだ死亡事件は、たいがい捜査の対象外だ)するのなら、賄賂の温床になる。今はどうかしらないが、東南アジアなどは、そんなことが当たり前だった時代があった。こんなものは法治国家とはいえない。

しかし、亀井氏は自民党時代から、法律があるからといって厳密に適応すると世の中は回っていかないと平気で言い放って、日本の政治家で有数の金集めのすごい政治家になっている。

現場の判断で中小企業でも、銀行でも金を返さなくていいか、返してもらえるかが決まる社会。

金が動くかどうかは(おそらく動くだろうが)ともかくとして、与党側に近い人間は返済猶予で、気に入らない奴は返済を迫られる。審査の結果と言われたら、逆らえないだろう。

やはりカメイという人は天才政治屋だ。



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2009-09-29 07:58:52

北方領土のテレビで言わない問題

テーマ:徒然記
JALが経営危機で、国土交通省にぺこぺこしている社長の姿が可哀相だとある文化人の方だ言っていた(とくに辻元副大臣が、あまり評判のよくない旅行の代表だという意味も含めて)。

確かに、従業員の待遇がよすぎることや、組合が強すぎることは事実だ。しかし、いっぽうで国策で好きにいじられ、それが赤字を膨らませていたことも事実だ。

たとえば、98年くらいだったはずだが、今でもいわくつきの亀井静香氏が、JALが人件費を削るために契約社員を導入しようとした際に、社員に待遇の差があれば安全が守れないなどとわけのわからないことを言って高賃金体質を守ろうとしたことがある。

契約社員だって命は惜しいし、実際、正社員にしてほしいというインセンティブもあるから、事故やトラブルのときに、しっかり対応しないとは考えられないが、亀井氏にとってはJALが高待遇であることのほうがメリットがあったことは事実だ。

実は、妻が地方のゼネコンの娘だったから、実際に声をかけられたのだが、少なくともフライト・アテンダントが(とくに地方の人の)憧れの職業だった時代には、高い競争率の中で、地元の有力者枠は確実にあったようだ。

こういうコネを運輸族といわれる政治家が握っていたのだろう。

当然、いくばくかの(おそらくはかなり多額の)謝礼が動いていた可能性もある。JALがつぶれるなどということが予想されなかったから、いい縁談も多いし、仕事をやめなければ数億円の生涯年収が保証されるからだ。

つまり、組合が強い以上に、JALはどうせつぶれないし、国が金が足りなくなると守ってくれる会社として、高給優遇にすることに政治家もメリットがあったのだ。この会社に入れるコネがありがたく、それを政治家が仲介してもらいたいと思わせる会社にしておく必要があったのだろう。そうでなければ、ありえないような理由で亀井大臣(当時)が、JAL社員の契約社員化にあれだけ強く反対する理由が見当たらない。

結果的に、JALの社員の高コスト体質が続き、それが今に響いている。

ついでに言うと、給与面以外での待遇も破格だった。パイロットはハイヤー通勤、フライトアテンダントもタクシーで成田入り。社員本人や家族が割引やタダでJALを使える権利があったのだが、建前上は繁忙期を避けるとか、あいているときだけビジネスやファーストということだったのだが、それが有名無実化して、繁忙期でも平気で家族までビジネスやファーストで旅行していたらしい。

しかし、このような特権階級にしておくのは、組合だけでなく、自民党の人が地元の名士に恩を売るのにも使えたということなのだろう。

ついでにいうと、政治家の圧力で、地方の赤字路線も廃止できなかったり、赤字の飛行場に高額な使用料を払わせられたり、こんなので競争力を保つのは無理だし、景気が悪くなり、競争にさらされるとたちどころに経営が立ち行かなくなるが、政治家のせいでぼろぼろの会社になっても、会社がダメになると政治家にぺこぺこさせられる。

確かに可哀相なのは事実だ。

さて、昨日ラジオを聴いていたら、手嶋龍一氏が鳩山政権下での北方領土問題の話をしていたが、私もうっかり見落としていたことがあった。

北方領土からは日本人が追い出され、旧ソ連人、ロシア人が今住んでいる。

ということは、もし返してもらったとして、二つの問題が生じる。

一つは今住んでいるロシア人をどうするのかと、もう一つはあの島に住む日本人がいるのかということだ。

確かにアメリカが沖縄を返した際は、米軍基地の費用の半分をもたせるというメリットもあったが、それ以上に日本人が住んでいたという事情もあった。

ロシア人をロシアに返すことが現実に可能なのか?逆にそのまま住ませるとして、日本国籍を与えるのか?あるいは今の在日の人みたいな永住権を与えるのか?そうすると、彼らが自由に日本を動けるようになるが治安の問題はないのか?

日本人の側の問題として、あんな寒くて何もないところに住みたい人はいるのだろうか?もちろん、島から追い出された人もいるだろうが、追い出されて64年も経っているので、戻りたいという人は殆ど生きていないのではないか?

実は千島は日本人にとっては厳寒の地だが、ロシア人にしてみればシベリアと比べてはるかに住みやすい土地なのである。日本人で住みたいと思う人はあまりいないだろうが、ロシア人にしてみたら、住んでも良いのはそういう背景もあるだろう。

ロシア人を追い出す追い出さないはともかくとして、返してもらったのに住む人がいなければ、やはり国際世論の非難を受けるだろう。たとえば、千島に自治権や、カジノを作る権利などを与えて、住みたいと思わせる方策も考えないといけない。

日本人がほとんど住んでいなくて、ロシア人だけ住むような土地になったとして、今度は住民投票で独立を求められたらどうするのだろうか?

今の国際的な流れだと、自治や独立は認める方向になっている。

独立のメリットは小さくない。たとえば天然ガスの採掘権を日本に5000億円で売れば、住民が5万人くらいしかいないだろうから一人1000万円も入ってくる。漁業権だって売りに来るかもしれない。

ロシアとの関係を考えたら、頑張ったら返してもらえるかもしれないが、その後のことを何も考えていないようなところが怖い。

2009-09-28 08:04:04

高知という面白い県

テーマ:徒然記
日曜日でひまなのか、質問のメッセージが多いが、前にもお断りしているが、返事は確約できない。むしろ、書くことがないときに返答のメッセージをしているのが実態だ。

スイスホテルは本当にひどい。

翌朝起きたら新聞も入っていなかった。日本のシティホテルでこんなのは初めてだ。

大体、ホテルのリピーターというのは、たとえばバーのスタッフと気軽に話ができたり、12時までのバーで12時ちょっと過ぎていても、「じゃ1杯だけなら」と負けてもらったりして嬉しくなって次も泊まる気になるものだ。大阪ではリッツカールトンもウェスティンもその辺はしっかりしている。南海はスイスホテルなんかと組んでも得るものはろくにないだろう。(阪神はリッツとくんでホテル阪神が飛躍的によくなった)

実は、スイスホテルに泊まったのも翌朝、関空に入るためだった。

関空もタクシーで行くにはばかばかしく遠くて、金もかかるし、時間も読みにくい。

そこで、南海のラピードという特急を使うことにしたのである。

ラピードのスーパーシートはお徳用だ。わずか200円足すだけで、1列3シートの席に座れる。

一つだけ難点をあげるとスーツをかけるところがない。記者会見があるので、スーツにしわをいれたくなかったのだ。

その後は、プロペラ機で高知へ。残念ながらここでもしわがよるしかないような狭い機内だった。

で、何のために高知に行ったかというと、エンジン01の高知でのオープンカレッジでのプログラムのお披露目だった。

目玉のプログラムを林真理子先生が発表して、私はミュージカルのスタッフ発表。

これはすごい。総合プロデュースが秋元康さん。脚本中園ミホさん。作曲、三枝成彰さんを含め6人。作詞は秋元さんを含めて4人。そして美術日比野克彦さん、照明海藤春樹さん。

主演の竜馬役は姿月あさとさん。おりょう役が林真理子さんというちょっと考えられないメンツである。

高知までくれば、これがものすごく安く見られる。

記者会見のあとは、日本で一番長い朝市に行く。

新高梨とぶんたんを買う。

実は、これは意外に安くない。というか、地元のスタッフの人に教えてもらって、いちばんおいしいといわれるのを買ったら、それなりの値段が。宮崎マンゴをふくめて、うまいものは高い。それでも百貨店と比べると半額以下だそうだ。たぶん、そうだろう。家にかえってぶんたんを食べたら、夏みかんの嫌いな私でもおいしかった。

で、高知のどこが好きか?

食べ物は確かにうまい。酒飲みが多いのも、私にはあっている。

それ以上に、自由でへそ曲がりなところがいい。

女性が強くて自立しているから、昔から在宅介護をあまりやらないで、施設介護が中心で、特別養護老人ホームや療養型病床群が一時期は人口比で日本一多かった。これは私は先進的だと思う。

今回の選挙で、民主党が比例も合わせて一議席もとれなかった唯一の県になったが、これもただの保守王国とは違う。

実は、高知は京都と並んで小選挙区で、共産党が議席をとった県としては日本で唯一の県だ。

このへそ曲がりぶりがいい。今回の選挙で民主党にいれても面白くもおかしくもない。逆にいじめられるかもしれないが、一人勝ちを許さない気風が好きだ。

高知にはいっぱい面白いところがある。

飲酒運転の厳しすぎる取締りに叛旗を挙げる自治体になってほしいが、この県でも県警の本部長は東京の警察庁からの出向だ。

どこの県知事でもいいから、地元の県警のたたき上げを県警の本部長にするという英断ができないのか?






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