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愛車の回収

先週の土曜日(11/11)はずっと秘密基地に置きっぱなしにしていた愛車を回収してきた。


実は今年の5月に秘密基地から実家に戻ってきたものの、実家のマンションの駐車場に空きがない上に

100番待ちの状態だったことと、他の駐車場を借りようと思っても自宅から徒歩15分離れた場所にしか

なかったので、どうしたものかといろいろ考えた。

そこで夏の間は特に車がなくても問題ないので、申し訳ないと思いつつ、冬が来るまでの間、車は秘密基地に

置かせてもらっていたのだった。


そして、先週。

いよいよ冬が近づいてきたし、車の12ヶ月点検もあるので、愛車を迎えに行くことにした。

駐車場は、結局家から歩いて15分のところに借りた。

(マンションの駐車場は現在80番待ちである^^;)

この15分の距離はかなり辛い!・・・が、他に選択の余地がないのでいたしかたない・・・

まぁその分、マンションの駐車場より割安だってことでしばらくは我慢だ。


11/11(土)のお昼過ぎ。
秘密基地へ電車で向かうその道中の電車の中でいろんなことを考えていた。


私は電車に乗るのが好きだ。

電車の中で窓の景色を眺めていると、どんどん移り変わる景色に合わせて、思考も普段考えないような

いろんなことがぐるぐると駆け巡っていく。

これは電車の中でしか、味わえない感覚だ。


そして、そんな時間の中で、ふと、今まで考えつかなかったようなことにたどり着いたりする。


そして、この日は、電車の景色を眺めながら、自然と隆弘との時間のことを考えていた。


今までもずっとずっと同じことを考えていた。


どうしてこうなったのか・・・

なにがいけなかったのか・・・


その度に、自分なりに答えになりそうなものを見つけては納得しようとしてきた。


そしてこの日もまた、そんな考えに囚われながら、移りゆく景色を眺め、ただボーっとこれまでに

二人で過ごした時間のことを考えていた。


するとフッと今までにはなかった考えが頭の中に浮かんできた。


それは・・・


隆弘が私に求めていたものがあった。

そして私も隆弘に求めていたものがあった。


隆弘が私に求めていたものは、自分(隆弘)のことを絶対に裏切らない気持ちと行動だったのではないか。

そして、私が隆弘に求めていたものは、私が私の心のままに行動する全てのことを受け入れ、認め、

許してくれることだった。


そして私が私の心のままに生きることは、隆弘にとっては自分への裏切りの行動であり、受け入れようと

努力はしてくれたものの、やはり隆弘にとって私の行動は受け入れられないものだった。


私は、自分が自分の心のままに行動することが、隆弘の求めているものと違っていることに

気づいてからも、自分の心のままにしか行動することができなかった。


そういう自分を認めて欲しかったし、受け入れて欲しかった。


でも、1年という時間を共に過ごしても、お互い相手が求めていることを自らが望み、受け入れる

ことはできなかった。


そして今、二人は別々に生きている。


お互いに、お互いのことをとても好きだったはずだった。

それでも、どうすることもできないことがあった。


たぶん、これが最後の秘密基地へ向かうだろう電車の中で、そんな考えが心に浮かんできた。

もう、日暮れまであと数時間もないという頃、やっと秘密基地に到着した。


愛車はちゃんと私のことを待っていてくれた。


前回エンジンをかけた時からもう、2ヶ月近くたっていたけれど、キーを差してエンジンをかけると

待ってましたと言わんばかりに、すぐにエンジンがかかった。


ホースで水をかけて、軽く洗車をした。


「おまたせ。ずっとほったらかしてごめんね。またこれからもよろしくね。さぁ、一緒に帰ろう!」


運転席に座って、シートベルトを締め、そう愛車に話しかけた。

そして、秘密基地を後にした。


帰り道のドライブはとても快適だった。

やっぱり自分の車が一番乗り心地がいい。


この車が壊れるまで、ずっと乗ってあげようと思った。

通勤路のお楽しみ

仕事場が神戸に移ってから、もう通勤路から楽しくてしょうがない。

ワクワクだ。


生まれてからずっと住んでる街なのに、神戸の街はいつも新鮮だ。

大阪ほど都会ではなく、人も少ないけど、神戸の街にはステキなものがたくさんある。

空も広いし、山も海もとてもきれいだ。


私はこの街が大好きである^^


なので、これからは大好きな街で仕事ができることが嬉しくてならない。


あんまり嬉しいので、神戸での仕事にまつわるいろんなことをピックアップして

書いてみようと思う。


今回は今朝の通勤路の風景だ。


仕事場は駅で言えば神戸駅の近くだけど、私は三宮から歩いている。

三宮から神戸までには楽しいものがたくさんあるのだ。

電車で一瞬にして移動してしまうなんてもったいない!


まだまだ知らない道や、知らないお店がたくさんあるのだ。

片道30分の通勤路はその情報収集に欠かせない時間なのだ。


今日は昨日とはうってかわって暖かくて、天気もサイコーで街の景色も

3割増しにきれいに見えた^^


今朝の通勤路は、三宮の南の方の道を通ってみることにした。

コースはたくさんあるので、どれを選ぶかも毎日の楽しみである。


関電
フラワーロードから見た関電のビル。とてもデカくてきれいです。


神戸でも人気のスポット、旧居留地のお店はもうクリスマスムードが

チラホラ。お店の装飾を眺めるだけでもワクワクしてくる。


L.L.Bean
玄関のデコレーションがかわいくて目を惹いたL.L.Bean


旧居留地のさらに西。元町の南の路地には、小さなかわいいお店がけっこう増えていた。


路地のショップ

見知らぬカワイイお店を発見!


かわいいカフェや雑貨屋など、今日は3つも新しいお店をみつけた。

ここまで来ればオフィスまでもうすぐだ。


モニュメント
街のいたるところにあるモニュメントも神戸らしさのひとつ


そうこうしてる間に、仕事場に到着~


マイ・オフィス・ビル

9階建てのオフィスビル。このビルの7階が仕事場だ。


このビルで気に入っているのは、南側の非常階段から見える景色だ。

あ~、神戸で仕事してるって気分になれる。


オフィスからの眺め

オフィスの非常階段からの眺め

実は室内の窓は全部北側になるのでこの景色を眺めながら仕事はできない。

残念だ^^;


引越し完了!

昨日(11/6)から、神戸の事務所での勤務が始まった^^


まだ事務所の中は引越しの名残でガタガタしてるし、移転の

手続きはほとんどまだこれからやらなきゃならないし、

やることはいっぱいあるけど、それよりなにより新しい環境で

仕事できることが嬉しい!


今まで別々の事務所にいたスタッフが全員一つのフロアに

集まって人数も増えたし、会社の雰囲気がにぎやかになった。


そして、この引越しを機会に、自分の仕事への取り組み方も変えようと思っている。


会社に対してずっと気にはなっていたけど、ずっと心の奥にしまって表には

出さなかったことがあった。

それを開放しようと思っている。

開放するのは、社長を含む現在の幹部4名に対してだ。


私がそれを開放することで、どうなるかは分からない。


でも私がそれを表に出したことで、会社がそれをどう受け止めるかを

確認しなければならない。


その結果次第で、今の会社に対して私がどこまでできるかが

はっきりする。


準備が整い次第、決行する。

今月中に行うことが目標だ。


一人Barデビュー ~その2~

先週の金曜日、今年の夏くらいからずっとやりたいと思っていた『一人Barデビュー』を
決行しよう!と心に誓い、仕事帰りになじみの美容師さんに教えてもらった
三宮にある1軒のBarに向かった。
 
この日は仕事でかなり遅くなったので、お店の前に着いたのはもう夜の9時を回っていた。
 
Barに行くならちょうどいい(まだ早い?)時間だけど、初めて一人で訪れるなら
誰もまだお客さんが来てないもっと早い時間に来たいと思っていた。
(その辺りからして相当弱気である)
 
でも、行くと決めたからには行かねば女がすたる。
 
しばらくお店が入っているビルの前をウロウロしていたが、とうとう覚悟を
決めて、ビルのエレベーターに乗った。
 
目指すBarはビルの3Fだ。
3Fにはそのお店の他に、2軒の他のお店も入っていた。
 
エレベーターを降りると、廊下の突き当たりにBarの入り口があった。
ドアは開いていてカウンターの端っこが見えていたが、お店の中の様子は
よく分からない。
 
ドキドキしながら、入り口に近づく。
人の話し声が聞こえてくる。女の人の声だ。
姿が見えないので、ちょっと覗こうとした瞬間、ひょいっとカウンター越しに
マスターらしき人が現れた。
 
目が合いそうになった瞬間、私は反射的にくるっと背を向けてそのまま
反対向きに歩きだしてしまった。
 
しまった・・・!
うう~ん、どうしよう・・・
 
なんだかすごく入りずらい状況になってしまった。
 
私は3Fの廊下にたたずみ、しばし空を見つめていた。
 
再びBarの入り口に近づいてみるが、さっきよりも女の人の話し声が
大きく聞こえてくる感じがした。
常連のお客さんかな?
盛り上がってるみたいだし、今入ってったらなんか空気が悪くなりそうじゃない?
 
と、またいつもの不安がこみあげてくる。
 
ああ・・・
だめだ・・・
やっぱり今日は辞めておこう・・・
 
やっぱり金曜日にじゃない日にしよう。
そしてもっと早い時間に来よう。
最初は他のお客さんがいない時に来てマスターと話してみよう。
 
・・・かくして、私の『一人Barデビュー』はならず。
 
しかし、今までビルの外までしか行けなかったのが、店の前まで行けたので
失敗したけど、わずかながら前進はしたと言えるかもしれない。

(自分に甘い)
 
でも次回は必ずお店に入り、カウンターに座り、ビールを頼み、マスターと話す。
ここまでをやりたいもんである。
 
そこまで無理してやる必要あんの?
と言われれば、返す言葉はないんですけど・・・(^^;


一人Barデビュー ~その1~

11月に入るといろんなことが動き出す。


まずは事務所の移転だ。

西宮にある事務所が、11月4日に神戸へ引越しする。

私はずっと地元神戸での勤務にあこがれていたのでとても嬉しい^^


仕事場が神戸になると、自宅が近い分なんだかとても気持ち的に楽な感じだ。

自宅から自転車で20分だし、歩いても1時間強ほどの距離である。

ってことは会社帰りに夜遊びして電車がなくなったって帰れちゃうっていうことだ。

すばらしい!!

(だからといって、夜な夜な夜遊びしようとは決して思ってませんが^^;)


そして11月3日にはスキーの準指導員養成講習会(学科)があって

こちらもいよいよお受験モードに突入だ。

どんなことが待ち受けているか楽しみである。


その2日後にはスキーヤー恒例の飲み会があって、その翌翌週はスキー仲間の

結婚披露宴&パーティに、11月後半には高校時代の同窓会と、週末毎にイベントが続く。

そうそう、友達の出産予定もある。しかも二人も!

なんだかとっても華やかかつ忙しい月になりそうだ。


そんないろんなイベントに参加することはすごく楽しみにしているけれど

それとは別に、自分の中でやってみたいこともあったりする。


それは何かと言うと・・・、既にタイトルに出ている。

そう。『一人Barデビュー』である。


ふと気付くと、今までの飲み友達が自分の周りからいなくなっていた。

会社帰りにごはんを食べたり、ちょっと飲みに行きたいなと思った時、友人達の

顔を思い浮かべても、みんな気軽にはさそえない生活状況になってしまった。

みんなここ数年で結婚や妊娠、出産と生活が大きく変わった。


変わっていないというか、また元の生活に戻ってきた私にとっては

なんだか一人取り残されたようでとっても寂しい。


そこで私は今、新しい人脈を形成することに余念がない。

新しい職場の中でもそうだし、いろんな集まりごとには率先して参加するし、

人が集まる場所へはできるだけ足を運ぼうとしている。


11月はいろんなイベントがあるし、準指受験でもきっといろんな出会いが

あるだろう。それはそれでとても楽しみだけど、ピンポイントのイベントとは別に

普段の日常生活の中でも新しい自分の居場所を見つけたい。

そう思ったことが『一人Barデビュー』のきっかけだった。


私はお酒が好きだし、お酒を飲む空間やお酒を交えての会話や雰囲気が

とても好きだ。

そういう場所に集まる人達はきっと自分と同じような感覚を持っているんじゃ

ないかなと思っている。

会社帰りに一人でもフラリと立ち寄れば、気心の知れたマスターと常連の

お客さんがいて、とくに約束をせずともそこに行きさえすれば、楽しい時間を

過ごせる。そんな場所を見つけれたら素敵じゃないだろうか?

いや、きっと素敵だ!

せっかく仕事場が神戸になるのだから、これはチャンスだ!


しかしそう思いついたまではよかったが、これがなかなか最初の一歩が

踏み出せないでいた。


だって今までの人生の中でBarって場所に行ったことが数えるほどだし

知ってるBarだってないし、どんな人が来てるかも分かんないし、

それをまったくゼロから一人で見つけるっていうのはかなり勇気が必要だ。


普通は最初に知り合いの人に連れて行ってもらって、そこが気に入ったら

次からは自分で一人で行くようになる、というのが自然な流れのように感じるが

現在の私の知り合いの中に神戸で行き着けのBarを持ってる人はいない。


ということは一人で開拓していくしかない。


でも、ひとつだけ、手がかりはある。

もう10年以上通っている美容院の美容師さんの知り合いがやっているBarが

三宮にあって、そこは小さくて落ち着いたBarで、マスターも陽気で女性一人

でも気軽に行けるよ。という情報を得たのだ。


よし!まずはそこから始めよう!

その話しを聞いたときからずっとそう思っていた。

思っていたが、そのBarに行けない日々が続いていた。

Barの場所は分かっている。

そのBarの話しを聞いた日にさっそく場所はチェックしておいた。

しかし店の中に入ることができなかった。
様々な理由から・・・


まず、そのBarはビル3Fにあるのだが、ビルの外からは中の様子が

まったく分からないところだ。

お店の雰囲気が視覚的に分かればある程度心構えができそうだが

まったく分からない場所へ単独で踏み込むのはかなり勇気がいる。


最初に何て言う?

常連さんがいっぱいいたらどうする?

私だけ浮いちゃう?

マスターは話しかけてくれるかな?


ビルの外から3FのBarの窓を眺めながら、しばしそんな不安と格闘する。

そして結局はBarへ続くエレベーターには乗らずに引き返してします。

そんなことが何度も続いていた。


そして昨日、「一歩を踏み出さずして新しい始まりはない!」と自分を

奮い立たせ、『一人Barデビュー』の決行を心に誓ったのだ。


なぜ、昨日だったかは、特に理由はない。

ふと思いついただけだ^^;


なんか長くなってきたので、ここで一旦あげときます。


~その2につづく~