スージー(クリスティーナ)×チェーザー(ジョニー・デップ)、ローラ(ケイト・ブランシェット)×ダンテ(ジョン・タトゥーロ)の組み合わせがまるで正反対。スージー幼少期(フィゲレ)かわいい。
ロシアの地で父親の歌声から始まり、イギリスでは自身の歌声、フランスではオペラ座にてダンテの歌声、ジプシーであるチェーザーの家族の歌声。激動の時代・人生が歌声によって繋がっている。ナチスによって危険にさらされたスージーは生き別れの父親に会うためにアメリカへと渡るが、父に会ったとき聞こえるのは一体誰の歌声なのか。
作中使われる曲は『帰れソレントへ』しかわかんなかった(笑)あ、『暗い日曜日』もあったか。
オフィシャルサイトに音楽大全載ってて私のような素人にもわかりやすい。
気になる歌声は
ダンテ(ジョン・タトゥーロ)=サルヴァトーレ・リチートラ
スージー(クリスティーナ・リッチ)=イヴァ・ビトヴァ
とのこと。
ジプシーのバンドによる演奏も必聴!
とにかく全体的に暗いっ!けどジョニー・デップ格好良すぎ!
クリスティーナ・リッチ見てるとアダムスファミリーのテーマが聞こえるのは気のせいですよね(笑)
スリーピーホロウでも共演してましたね。
DVD特典のインタビューでケイト・ブランシェットが「第二次世界大戦をテーマとした映画ではない。4人の主人公がそれぞれの人生を生きぬくストーリー。たまたま戦争が起こっただけ。」と答えていたのですが、ユダヤ人であるヒロイン・スージーが戦争の余波を受けて悩み、生きようとする様を見ると戦争についても考えさせられました。
暗いけど、なんとなく引き込まれてしまう1本です。