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なぜ、自由に作品を書けないのか-。
今は言論の自由があるけど、こういう(もっとひどい)時代もあったんですよね。
元は満州にて思想統制を行っていた検閲官の向坂(役所)と喜劇作家の椿(稲垣)の7日間の戦い。
劇団:笑の大学の座付き作家である椿は、新任の向坂の検閲をうけるが-!?
ほぼふたりのやりとりだけで2時間。すっごいなぁ~。
向坂がいろいろな無理難題をふっかけていくだけか、ダルイかな?と最初の方で思ったのですが、余計な心配でした。役所広司の動き!表情!大爆笑とまではいかないけれど(いや、笑ったかも?)かなり笑いました。うまい!二人のかけあいもまた絶妙。
そして笑いだけかとおもいきや、最後の向坂の台詞には重みがありました。
笑いを通して、国の役人である向坂に変化があったのは良かった!
やっぱり“笑い"って大切ですよね!